体に意識を向けてみよう
【はじめに】
あなたは体を動かすとき、なにを意識していますか?
運動やストレッチなどで体を動かすとき、「いま○○をしている」「体の○○を動かしている」と、しっかり意識できていますか??
普段の生活のなかで常に意識しながら動くのは難しいかもしれません。ですが、いくら「健康になろう!」「運動しよう!」と体を動かしても、意識が散漫していたら体への効果も半減してしまいますよ。
【私もできていませんでした】
じつは私も長年そのことを『本当に』は分かっていなかったんです。
面倒くさがりな私ですが、健康のために運動したりストレッチをすることはあります。しかし、いつも『意識しながら』は体を動かしていなかった。ただブンブン振り回しているだけでした。
たとえば、こういうとき。
そのため、
「○○しながら運動する」という方法がありますよね。テレビを観ながら運動、家事をしながら運動、いろいろあります。
私もしたことあります。
気軽に取り組めるし、運動の時間をわざわざ取らなくてもいいから時短になる。
でも、続きはしなかった。今思えば、集中が出来てなかったんですね。
テレビを見ながら手を動かす。それだけのことでも、意識が目にいき、頭にいき、手にいき。。。結局、テレビにも手の運動にも中途半端で終わってしまい、テレビを楽しむことも手を動かし続けることも出来なかった。
長く続けて習慣にしたら出来たんだろうけど、そこに辿りつくまでは長いんです。やることは簡単なんですけどね。
【できるひとと できないひとがいる】
意識しなくても『無意識でも意識』ができている人もいます。小さい頃から体の使い方が上手なのか、私とは違う目線で体を動かせているのか。。
いずれにしろ、私は『動かすだけで十分なチカラを発揮できるタイプ』ではなかったようです。
他の人は出来ているのに私は同じように出来ない。
おなじ年齢で おなじ授業を受け おなじ給食を食べているのに。テレビの向こうでは自分より年下がオリンピック選手になって称賛されているのに。
私には身体に関する才能が無いのかもしれない……
だけど、健康には問題がないからいいじゃないか。
スタイル悪くて肩こり腰痛はあるけれど、視覚聴覚嗅覚味覚に問題はないし五体満足。それでいいじゃないか。
そう思うようにしていました。
いや、そう思う方がラクだから、そう思い込むようにしていました。
体は正直で純粋なんでしょうね。「まぁ、いっか。」「このくらいでも十分」と思っていると、本当に『そのくらいの体』になります。
私はずっと、いつか必要なときが来たら、某番組のように『そのときぃ〜、ダイエットの神がぁ、降りて来た〜!』という感じに「よし、やるぞ!」と奮い立つときがくると思っていました。
しかし、待てど暮らせどそんなときは訪れない。こんなに長い間待っているのに!!
ようやく待ち人が来ないことを悟った私は、自分の体の現状に目を向けることにしました。
【意識の向けかた】
意識といってもどうすればいいのか。
試しに腕を前へ伸ばしてみました。
いつもとおなじ「こうしよう」(ここでは腕を伸ばそう、ですね)と思いながら。腕が前へ伸びました。そりゃそうですよね。
次に『意識』してみました。
腕を前へ伸ばすときの 腕、筋肉、感覚、などを感じようとしながら。腕が前へ伸びました。さっきとおなじです。ただ、意識が体へ集中している、感覚が敏感になっているのがわかる。意識したら、しなかったときと比べて『体を使っている』感じがしました。
【意識を向けてみたら】
そこからは運動時やストレッチなどで体を動かすときには、伸ばしているところ・動かしているところなどを『意識する』ことにしてみました。
すると、意識せず運動していただけのときとは違い
「座っていて頑張ってないのに背筋が伸びてるぞ?」
「歩く脚がなんだか軽やかだな」
と早く効果を実感しやすかったのです。
また、効果とともに「体を使えている嬉しさ」も感じました。
そこで気付いたのが、いままで日常動作や運動時は体をすみずみまで意識して使っていなかった。つまり毎日なんとな〜くで動かしていたので、『サボれる筋肉は総じてサボっていた!』ということです。
これは表面からは見えません。なので気付きにくい。
【おわりに】
意識するというのは、真剣に取り組むということだと思います。
冒頭でも書きましたが、普段の生活のなかで常に体に意識を向けつづけるのは難しいです。しかし、運動やストレッチなどをするときは、せっかくなので体に意識を向けてみませんか?
自分の体を感じ取れるようになると、効果も感じやすく、体を使うのが楽しくなりますよ。
かくいう私も、まだまだ意識の使いかたは半端です。
うっかりして だらけていることも少なくありません。日々 試行錯誤して体に目を向けています。
気付きがあれば、またnoteで記事にしますね。
さいごに。
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