Still Day One
私の前の同僚(正確には部下だったのか)が今AMAZONで働いている。
彼とお話しすると、そういうところも見えていたのね、というような静かな洞察力にいつも安心感を持っていたことを思い出す。
彼に教えてもらった言葉
「Still Day One」
直訳すると「まだ1日目」
まだ始まったばかり、毎日が新しい1日、毎日がスタート。
例えば上司に言われたから働いているようなマインドだとしたら、それはもう2日目。
常に社員同士でそんな言葉が飛び交う環境らしい。
・・・今の私には響きが深い言葉だった。
年齢を重ねれば重ねるほど、今日までの経験や失敗、成功に引きずられるのは当然で、その恩恵で今日があるのだけれど、
それが老廃物になる日もある。。。
○○しなくちゃ!
○○でないといけない!
失敗できない
どうせ、○○・・・
だって、○○・・・
毎日毎日を全力出してがんばれ!!!!!
みたいな根性論でなく、その手前の話。
何かを引きずって、思考ばかりが働く自分を感じて体が重くなる時がある。
又吉が「テレビ千鳥」で言っていた、オセロの1個目を置くことは何の不安もなく置けるけれど、
1000個目も同じテンションではいられない、と。
やっていることは同じ行為に過ぎなくて、だから1個1個置くのみなのだということ。
ただ、そういう積み重ねでAMAZONという巨大企業が出来あがっているのだと思うと納得させられる。
スケールが大きければ大きいほど、老廃物をどう処理するか、どう代謝をあげるかが問われるはずだ。
「Still Day One」
まだ何も始まっていない、という希望の言葉に聞こえてくる。
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