詩、なかよし
風がビュンビュン吹く日は
物干し竿の端っこで
洗濯物がぴったりくっついてる
なかよしね
コスモス畑に風がなびくと
おんなじ方に顔を向ける
なかよしね
日暮れて帰る道すがら
ふたつの影が重なってみえるとき
かあしゃんとなかよしね
キラキラ瞳を輝かせる吾子
寒いさむい夜に
風がカタカタ鳴る夜に
そうっと傍に寄り添って
なかよしおねんねいたしましょう
吾子が怖くないように
楽しい夢を見られるように
なかよしね
たのしいね
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