いつか本にしたかった教官の話
ツインの彼と出会ってから度々思い出す、21歳の時に強烈に惹かれた教官のこと。
会えていたのはほんの5か月程だったのだがその期間の出来事があまりに強烈すぎて、『この話をいつか本にしよう…』とタイトルまで決めていた。
遠目にチャラそうな教官がいるな…と勝手にいけすかない印象を抱いていたその人に、初めて教習で当たった日、手を触られた瞬間電撃が走ったようになって教習後にトイレに駆け込んだ。動悸が止まらなかった。
その後会う度にみるみる仲良くなっていき、音楽の話などでも意気投合した。