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2024シーズン 第2節 ホーム 川崎フロンターレ VS ジュビロ磐田 繰り返されるアディショナルタイムの失点と一筋の光明

ACLショックを振り払う、Jリーグ開幕戦の湘南ベルマーレ戦の勝利。
脇坂のスーパーゴラッソは、チームの蘇らせる会心の一撃でした。
そんな良い空気のなか、第2節ホームで昇格組のジュビロ磐田を迎えます。

スタメンは、第1節から変更はありません。
優勝するためには、ホームで勝ち点3・昇格組の対戦を取りこぼしていけません。
ジュビロ磐田は、川島が帰国して凱旋スタメンとなります

さあキックオフです。
またしても 前半6分に、いきなり失点です。。。
ACL含めて3試合連続の前半15分までに失点です。。。
何やってるんだろうって感じですね
やる気があるのか、ハンディキャップの約束でもあるのかな?と疑いたくなる感じです
しかも前半18分に高井が最終ラインでボールを奪われ2失点目。。。。
ACLの大南とほぼ同じです。。。
今日はこれで終わりません。
その10分後、前半29分左サイドからフリーのクロスをフリーで決められて3失点目
前半30分も経たないうちに3失点。。。 
呆れてものも言えません。。。

これでやっとやる気が出たのか、前半36分に中盤で相手のミスからマルシーニョがボールを奪い、ゴール前までドリブル溢れたボールを山本がエリア外からシュートの溢れをエリソンがジャンピングボレーで1点返します。
とりあえずこの1点で、なんとか試合を崩壊することなく前半を終えます。
前節の総括で、アンカーの橘田を瀬古にして欲しいと書きましたが、今日の彼はイマイチでした。
今シーズンキャプテンを外れて自分にフォーカスしてパフォーマンスを上げて欲しかったのですが、昨シーズン後半のような躍動感もなくボールを運ぶパフォーマンスは低迷したままでした。

後半、橘田を下げて瀬古を投入します。
脇坂・山本・瀬古の3人がどうなるのか期待しかありません。
アンカーに山本が入ります。 
守備の強度が下がるのか? ボールを運ぶメリットが上回るのか?
答えは、ボールを運ぶメリットが上回りました。
山本は、アンカーの位置でボールを受けて前にボールを供給します。
この中盤に家長が加わり、かつての大島・守田・田中・憲剛・家長を彷彿とさせる
かつてのテンポの良い魅力あるサッカーが帰ってきました。
ここからは圧倒的に試合を支配し、一方的に攻めます
後半55分に、コーナーキックからエリソンが決めて2−3追撃します
その後たたみかけるように、左サイド三浦が縦に突破してクロスを上げるとエリア内混戦の中マルシーニョが溢れてきたボールを確実に決めて3−3に追いつきます
これは劇場の期待しかありません。
後半73分エリソンが決定機を迎えますが、決めきれず勝ち越すことができません。

試合を支配する中で劇場を期待せずにいられない中、水を漏らしてしまいます。
後半80分に中央にスルーパスを通されて、ソンリョンがPKを献上 
あっさり決められて3−4で勝ち越しを許します
しかし勝負の神様は、見放していませんでしたそのわずか1分後
山田が倒されてPKをゲット。キッカーは、ベンチからエリソンの指示が出ていましたが
山田の自分が獲得したPKを譲らずに自ら魂を込めたキックを突き刺して、4−4の同点になります
もうこれは劇場の流れ以外ありません。
ここでポイントですが、みんな興奮してしていて忘れていますが、山田を倒したリカルド グラッサにイエローカードが出るはずで、2枚のイエローで退場のはずがそこはお咎めなしでした。 ここはジャッジリプレイでも検証して欲しいです。

しかし、神様はジュビロ磐田に微笑みました。
ジュビロ磐田自陣からのロングフィードからヘディングで競り負け、ゴール前にこぼれたボールをクリアーしきれずに決められて5失点目。。。。
その後VARが入り、得点取り消しとなり前のプレーで瀬川の手にあたりハンドの判定でPKとなり、難なく決められて結果5失点目 4−5で勝ち越されます

VARの関係でロスタイム18分という異次元の状態の中、圧力をかけ続けますが最後小林のボレーがゴール右上に外れて試合終了です。。。

エースが2得点、山田の魂のPKを持ってしても負けてしまう。。。
またしてもアディショナルタイムに決勝点を与えてしまう
ホームアドバンテージを活かせず、ACLで何を学んだんでしょう
ジャーメイン1人に4点をプレゼント

総括
ACLに引き続き、逆劇場となったホーム等々力
昨年から何度もホームにも関わらず、アディショナルタイムに何度も決勝点をプレゼントしています。 なんとも言いようがない辛い試合でした

しかし光明も見えてきました。
2022シーズンから確立されなかったボールを運ぶユニットにメドが立ちました
脇坂・瀬古・山本の3名は、イメージの共有ができていると感じました。
家長もこの3名に加わることで懐かしい華麗で魅了するサッカーが戻ってきました。
ここに怪我の大島が戻ってくれればJリーグトップレベルです。

今年のチームの方針になりますが、アンカーのポジションをどう考えるか
ここがポイントになると考えています
この試合の後半のように試合をコントロールするために前にボールを運べる選手をメイン据えて欲しいと考えています。
川崎フロンターレは、そこに違いを出してリーグ優勝を勝ち取ってきたと思っています
この試合では、ポゼッション71% パス本数727本
これこそが川崎フロンターレです。結果敗戦しており、ポゼッションからフィジカルを優先したショートカウンターやロングボール戦術がトレンドですが、それを凌駕することが唯一無二の魅力的なサッカーだと思いますし、そこに惹きつけられたサポーターも多いと思います。

橘田が悪いわけではありませんが、彼の良さはディフェンス力です。しかしシーズン始まってからボールを刈り取ることができず、ボールを前に運ぶ判断が遅く正直イマイチでした。
ディフェンスの強度を求めるのであれば、松井やゼ・リカルドと競争させた上で昨シーズン後半のような躍動感のある姿を取李戻すまでは、絶対的なレギュラーから外すべきです

次節もホーム 京都サンガFCのスタメンに注目ですね。

エリソン
3戦4得点 まさにエースの活躍です。
ディフェンスをサボらない、すさまじ決定力、山田にPKを譲る人間性
ダミアンも素晴らしい選手ですが、エリソンも素晴らしいですね
本当に怪我なくシーズン通して活躍を期待したいですね

第2節で連勝チームがなくなり団子状態です
ショッキングな敗戦でしたが、勝ち点1差で傷が最小限で済んだのは救いでした
ACLがあればミッドウィークマリノス2連戦でしたが、日程に余裕ができたことでしっかりと立て直して欲しいです。
期待しましょう!!


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