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Jリーグ 2023シーズン 第2節 アウェイ 川崎フロンターレ VS 鹿島アントラーズ

先日の開幕戦は、10年振りに敗戦。しかもホームで優勝争い筆頭の横浜マリノスに勝ち点3を与えてのスタートなりました。
昨シーズン同様に第2節がアウェイ鹿島アントラーズ戦です。
過去7シーズン負けていないジンクスが今シーズンも続くのかもし負けると暗雲が立ち込める中、アウェイ鹿島スタジアムへ乗り込みます。

前節ジェジエウが、一発退場・車屋が、怪我で離脱。左SB佐々木が体調不良。
CBが早々に不在で大南・山村 左SBに橘田でスタートです。
しかしまだ第2節なのに、怪我人・体調不良などDF陣は人が足らずスクランブルです。
コンディションのマネジメントに課題がありますよね。

開始早々 鈴木からのクロスを知念に決められて早速ビハインドです。
しかし恩返し弾が好きなチームですね。移籍した選手にご褒美をあげるのが決まりのようにやられてしまいます。
最近だと湘南の阿部、セレッソの大久保など各選手に能力がある証拠ではあるのですが。。。
開幕戦の横浜マリノス戦もそうでしたが開始15分も経たずに失点。
一体どうなっているのか得点力があるならわかりますが、現状3点取れる攻撃力がない中で崩されてやられたわけではなく、しょうもない安い失点が多いのは早急に改善してほしいです。
その後ボールを保持するも攻撃から得点の道筋が見えず前半を0-1で折り返します。

後半もボールを保持する時間はあるものの状況が変わらず80分過ぎにまさかの山村が一発退場。3試合連続のCB退場です。 
10人になって敗戦濃厚の中、ドラマが待っていました。
10人になってなりふり構わない攻撃のギアを上げたことで相手がより守る意識が強まったのでしょう。
後半44分のコーナーキック、相手クリアーを大南がヘディングの浮き玉を家長へ繋ぎ
家長が得意のバイシクルシュート、枠を外れていましたが山田が足を目一杯伸ばして
同点弾を叩き込みます。 
アウェイで劇場発動です。ただこの試合の劇場はここで終わりません。
その後も10人なのに得点を奪う勢いが止まらず荒木のハンドでPKを獲得します。
キッカーは家長。誰もが逆転を確信したその瞬間がっちりキャッチ。今度は鹿島アントラーズファンのテンションがMAXになったことでしょう。
しかしVARの介入が入り蹴り直しの判定。もう何が何だかわかりません。
キッカーは家長。今度はキーパーのタイミングを外して真ん中上にゴールを決め逆転。
等々力でもなかなか見れない劇場で今シーズン初勝利です。

しかし10人になってから得点し試合を勝ち切るこのチームはなんでしょうか。
私が知る限りこれだけあります。動画リンクを設定してみました。
ご興味あればご覧ください

1.初優勝した2017シーズン仙台戦0−2から3−2で勝利
2.ルヴァン決勝3−2から3−3でPK勝ち。
3.昨シーズン最終戦 1−2から3−2で勝利
4.負けましたが、今シーズン0−2から1−2
5.そしてこの試合 0−1から残り5分かつ10人で2−1で勝利

総括
なんとか今シーズン初勝利を勝ち点3を手に入れました。
選手・サポーターもホッとしましたね。
しかし劇的すぎる勝利ではあるものの試合内容が良いわけではなくチームとしてはまだまだ目指す姿になっていないことは忘れてはいけません。 
2試合続いて、開始早々の失点、CB一発退場
相変わらず最終ラインからボール配給の問題が改善されず、ゲームを支配できない。
その影響で得点の道筋が見えない。
宮代が全くフィットしていない。実はこの問題は結構深刻だと思います。
彼のプレイスタイルとチーム戦術があっていないのか、彼をチームが活かせていないのかどちらなのかわからないのですが得点が入らない原因にもなっていると思います。

ピックアッププレイヤー
山田
ユース時代は、宮代と2トップを組んでいたとのことで今シーズンどんな活躍をしてくれるのか期待していましたがチームが苦しい時にやってくれました。
気持ちを全面にに出すプレイヤーで見ていて気持ちが良いですね。
昨シーズンも指定選手でルヴァンのセレッソ戦で得点していましたがリーグで初得点が
チームの勝利につながり期待が膨らみます。
知念や旗手のように体が強くストライカータイプですね。
三笘や旗手のように、若い力で同期の宮代とチームを引っ張ってほしいです。

家長
チームの攻撃が停滞する中で、1得点・1アシスト。
今シーズンも彼は欠かせない存在です。
ただ彼も年齢による衰えがあるはずで、頼り切るのは違うのかなと。

宮代
総括でも記載しましたが、フィットしていません。
彼はボールを受けてBOX内で勝負するタイプのプレイヤーでシュート力が最大の武器です。しかし今の川崎フロンターレは、ゴール前までボールを運べないことが多く
クロスボールなどに合わせる戦術がメインのため彼の良さが引き出せていません。
1試合で1回持ち味を活かしたシュートシーンがありますが、1回では足りません。
何が正解か悩ましいですが、彼に合わせた戦術にせざる得ないまでに成長するのが一番ですが、次の日本代表のワントップを担う逸材であることは間違いないのでそこへ到達するための覚醒を期待したいです。

知念
今シーズン、エースとして期待していただけに移籍は残念でした。
しかし2試合連続ゴールの恩返しゴールを決めたシーンをみると相当な覚悟で移籍したことがわかりました。
今のチームの状況から彼がCFでボールを収めてくれればなもう少し違った結果になっていたのにな〜
彼も日本代表になれる能力があるともうのでこの移籍でそこを目指してほしいです。

次節は、湘南ベルマーレ戦です。
鹿島アントラーズには、7シーズン負けていませんが何故か湘南ベルマーレは苦戦して勝ちきれないイメージがついてしまいました。
ホーム初勝利を期待したいですね

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