見出し画像

韓国発 薬レベル?効能すごい「竹塩」とは?

 私は自他ともに認める健康オタクだ。昨年は、度々私の経験談に基づく「健康」に関する耳寄り話(になってるかどうかはわからないが^^;;)お届けした。しかし、ここしばらくはお休みしていたので、今回は久々に韓国発のカラダに良いお話をしたい。

薬用の塩

 以前は、「塩」と言えば「血圧の敵だ」という減塩信者さんたちが多かったが、最近では、良い塩を使えばカラダにすごく良いんだよという認識がすっかり定着した。一時期、きれいなピンク色をしたヒマラヤ岩塩などは人気だったように記憶している。その地域ごとに、何かしらの自然塩があり、その風味の違いや特徴などにこだわりを持つ人も増えてきているようだ。

 韓国も然りだ。韓国では、大方の人が健康志向なので、カラダに良いモノ好きだし、もちろん塩にも気を使う人が多い。さて、「塩」の用途と言えば調味料としての食用がほとんどだと思うが、ここ韓国では、食用だけでなく「薬用」としても用いられることの多い塩がある。それが、今回ご紹介する「竹塩」である。

竹と塩

 韓国の西海岸の方で採取される天日塩を、3年以上育った竹の中に入れ、黄土窯で焼き上げる。この工程を9回繰り返し、出来上がったものが「竹塩」と呼ばれる。起源は、1300年前までさかのぼると言われていて、元々はお寺に伝わる民間療法だったそうだ。工程が気になる方は、こちらの動画↓をどうぞ。

 9回焼き上げるわけだが、最初は白かったものが、最終的には赤く変色する。

画像3

 塩を焼くのに竹を利用するのにも、先人の知恵が込められている。韓国では、「竹」もまたカラダに良い食材として「筍」だけでなく、お茶やエキスにしてカラダに取り込む。効能もなかなかどうしてスゴイ。神経過敏、不眠、高血圧、リューマチ、そして呼吸器系の疾患にも効くと言われている。

 竹塩は、「竹」の効能を十分に吸収させた、丹精込めて作られる塩である。ゆえに他の自然塩に比べて、値段も相当張るが、韓国人の生活に密着しているため、その伝統ある製造技術は脈々と受け継がれている。

画像1

一番知られている「竹塩」ブランドは、仁山家だ。(おじいちゃんが目印^^)代々家業として受け継がれてきた竹塩製法で作られる品は、信頼度が高い。

画像2

竹塩の効能

さて、その気になる効能である。

殺菌

 これは、竹塩に限らず、自然塩の効能と言えるかもしれない。だが、他の塩に比べて約3倍ほどの殺菌力があるという。この竹塩を溶かした水で足を洗うことにより、水虫の予防、症状の緩和が期待できるそう。そして、この竹塩を入れた水でうがいすることにより、風邪の予防が期待できる。

口腔内の環境改善

 最もよく知られているのが、口腔疾患の予防である。韓国スーパーの歯磨き粉の陳列棚の半分を占めるものは、竹塩入り歯磨き粉。特に「歯ぐきに良い」という話は、韓国の常識でもある。口臭にも効果があるそう。

 ネイバーブログにて検索してみたところ、67歳の方の竹塩体験談を見つけた。その方は、竹塩をいつもポケットに入れて持ち歩きながら、竹塩を常々摂取しているとのこと。歳をとれば、歯ぐきの知覚過敏は「あるある」なこと。竹塩を摂取するようになってからは、その症状がなくなり、その歳になっても、インプラントを一度もしたことがないという。

胃腸を強くする

 体質改善も期待できるという竹塩。常日頃、摂取することで、胃腸の調子も良くすることができるという。胃酸の出を良くし消化力を高めたり、胃腸の炎症を鎮めてくれたりと。塩というと、なにか炎症には刺激になりそうなイメージがあるが、この竹塩は普通の塩とは一線を画すものらしい。

鼻炎喘息などの呼吸器疾患に効く

 先述の「竹」の効能にも挙げた呼吸器疾患への効果が、この竹塩にも同じように望めるとのこと。実は、私もこの効能はかなり実感しているところだ。気管支が生まれつき弱く、季節の変わり目になると、必ずひどい咳を伴う風邪をこじらせていたのだが、この竹塩を摂取するようになってからは、そもそも風邪をひくことがなくなった。調子が良くない時に、この塩をなめることで、喉がスッとし、息が楽になるのも不思議な感触だ。だからか、韓国では、竹塩は「薬」というイメージが強いのかもしれない。

毒素除去

 塩には、日本でも韓国でも、「浄化する」という役割がある。日本のお葬式でいただく「清めの塩」もそうだし、韓国でも、悪い気を内に入れないように、玄関に塩を入れた壺を置いたりする。これは、私の勝手な考えだが、元々、良い「塩」には体の毒素を取り去ってくれる機能が卓越しているからということに由来しているのではないだろうか。

 「竹塩」に限っていえば、やはり血管内の毒素(コレステロールなど)を除去し、血液の流れをサラサラにする効能があるという。さらに外部からのウイルスに対する免疫力アップも期待できるそうだ。

私の竹塩体験

画像4


 私が初めて「竹塩」に出会ったのは、10年ほど前、たまたま旅行で寄った韓国の、とあるお寺であった。

 そこでも「竹塩」が作られていたんだろう。寺の中のお土産屋さんに直売されていて、そこで試食として提供された塩を口に含んでみた。とたんに喉から気管にかけてスッとし、息をするのが楽になる感覚があった。これは、個人差があると思う。先述のとおり、私は呼吸器系が丈夫な方でないため、特にそう感じたんだろう。「なにコレ?」単なる「塩」なくせにスゴクない?

 その場で、即決購入した。値段は覚えていないが、「塩なのにこんなに高いの?」と感じた記憶だけは残っている。しかし、健康オタクとしては、そのまま無視するにはいられなかった。「健康維持こそ最強の投資」が信念である。

 普通の生活にどう取り入れるか?一番良いのは、食用として使えれば最上なのだが、お値段がお値段であるため、難しい。ということで、私の場合は、1日に3度、歯磨き後に3,4粒口に含み、飴をなめるように摂取する。なるべく口の中に長い間、滞留させたほうが、口腔内疾患予防には良い。その際、舌の下に入れることがポイント。そこであれば、しょっぱさを直に感じないので苦痛にならない。やはり塩であるため、塩っぽさがキツイのだ。

 他には、PM2.5の飛散が多い日などにも、外出時、口に含むことで、喉の不調の予防にもなって良い。また、冷え性がひどい私は、寝る前に足浴をしたりするのだが、その際、竹塩を溶かしたお湯を使うことで、ポカポカが持続するし、肌もスベスベになる。(お湯も温泉水のような感触に変わるのが面白い)

 このように竹塩を日常に取り入れたことで、ひどい風邪をこじらせることはなくなった。また、頭がぼっーとしている時なども、竹塩を摂取することでシャキッとし元気になる。なかなか奥深い塩だ。

 今まで、いろんな健康に良いとされる健康食品やサプリなどを試してきたが、これはその中でも、1,2位ぐらいのインパクトのあるものだ。

日本で買えるの?

検索してみると、出てくる出てくる^^(笑)。日本でも購入できるようだ^^

 いろんなブランドからいろんな種類のものが出ているようだが、購入の際の参考ポイントとしては

1 「仁山」のブランドが信頼度が高い

2 薬効を求めるなら9回焼きあげたものが良い(3,5回のものもある)

3 粉状か粒状か、用途で選択する

 ポイント3についてだが、用途によって選んでいただければと思う。私のように、口に含んでじっくり成分を唾液で溶かしながら口腔内の健康も維持したい方であれば、粒状がおススメだ。また、お風呂の入浴剤としてや、鼻の洗浄液に使いたい方であれば、粉状のものが使いやすいだろう。両方あれば、使い分けでき、尚良しだが、とにかく値段が値段なので、どちらかを少量購入し、体質に合うかどうかを見極めてからの追加購入をおススメしたい。

 良薬といえども、全ての人に合うとは限らない。特に持病をお持ちの人は、使う量を控えめにしながら、様子を見て、徐々に慣らしていくのが安全だと思う。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?