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2023年のストックイラストの振り返りや売り上げなどの話

こんにちは。イラストレーターの市田ほのかと申します。
初めてnoteで記事を書くので(!)読みづらい部分があるかと思いますが、
何か参考になることがあれば幸いです!どうぞよろしくお願いします。

この記事はストックイラストのアドベントカレンダー企画に合わせて作成しています。企画してくださったカッコーさんありがとうございます!


自己紹介

私はコロナ禍の頃に本業のテレワーク開始と共にストックイラストを始め、
現在3年半ぐらいです。
総投稿数は1500程度で、今年はあまり投稿できず約150程の投稿数でした。
投稿数が下がるにつれ少しづつ売り上げも下がっていますが、今年はAdobe Stockさん(以下ASさん)の調子が良く、ai学習料も含めると前年より売り上げが上がりました。その他は-30〜-50%程度の感触です。

2023年にどんなストックが売れたのか

Adobe Stock

早速今年どんなストックイラストが売れたのか振り返りたいと思います。
まずはASさんのトップページを見ていきます。※全期間の表ですが、今年で絞り込んでもおおよそ同じだったので見やすい方を掲載しています。

ASさんの売り上げ上位

美容のセットが長い間良く売れています。こうしてみるとセットの売り上げが良いことがわかります。風船の塊も使いやすいのか売れています。
4番目は水彩で描いた木目ですね。
あと最近思うのは、日本ならではの素材は需要があるという事です。
2列目のお米のセットや3段目の水引などですね。
私のストックを使う方に日本人が多いせいかもしれないですが、海外のストックイラストレーターよりは日本らしいイラストなら日本に住んでいる私達の方が日本的感覚を持っているので強みになると思います。
今後も日本のモチーフは引き続き描いていきたいです。

PIXTA

続いてPXTAさんでよく売り上げたイラストを見てみましょう。
年ごとの売れ画像がソートできないので最近よくDLされるものをピックアップ
してみます。

今年の年賀状では鳥獣戯画のカエルとウサギが龍に乗っているイラストがよく売れています。去年は卯年だったので鳥獣戯画でお餅を食べる鳥獣戯画をアップしましたが、それもよく売れました。来年も鳥獣戯画と組み合わせた年賀を作ろうと思います。

あとはエアコンが特によく売れました。人物と掛け合わせたり、リモコンもつけたりとバリエーションをつけましたが、稼働しているものが突出して売れていました。シンプルイズベストなのかもしれません。あと、PIXTAさんは特に一度売れると連続して売れることがあります。

あとシャワーや琵琶湖などもたまに売れています。
理由はわかりません。家電はもう少し広げようかなと思います。


その他のストックサイト(画像はPIXTAさん)

imagemart

基本ほぼ年賀状が売れます。なので本番はこれからです。
ロイヤリティが高めなので年賀状の単品購入がありがたいです。
カートでよく選んでもらっているのはこちらです。(購入して欲しい!)

Photoliblary

こちらもほぼ年賀状です。
単発で色々なモチーフも売れていますが、数が少ないので傾向を見つけることが難しいです。水彩タッチ系がやや人気な傾向がある気がします。
人物はPLさんではあまり売れないです。
一応直近で売れた年賀状を貼っておきます。
年賀状の宣伝をしにきた気分になってきました。(購入して欲しい!!)

iStock(gettyimages)

他で売れないイラストがなぜか売れるISさんです。
ISさんのおかげで1回もDLされていないイラストを探すのが難しいです。
美容系の繊細なタッチはこちらでもそれなりに売れています。
10月はこちらのお金セットが売れていました。
金融や住宅などのお金と直結しやすいテーマも今後広げたいです。

そのほかのサイト

何が売れたのか見づらいです。特に123RFさんとSSさん。
SSさんは投稿頻度が下がったせいかjpgしか投稿していないせいか前年比-70%ぐらいの感じです。

今年の具体的な売り上げ金額は?

全ての総合の今年の売り上げは年賀状の売り上げ次第ですが30万弱ぐらいです。
3年半トータルで100万未満です。
多いと感じるか少ないと感じるかは意見の分かれそうな金額ですよね。
ただ、ストックを始めたことで、お金を使うときに「この100円の商品はストックイラスト3DL分かぁ…。やっぱり買うのをやめよう。」などとストック換算で考えるようになり無駄使いが減って貯金スピードが加速しました。笑
本業でストックイラストを行うのであれば、かなりの覚悟と根性と分析力と時間と能力が必要ですが、副業で行うのであれば上記の素質をそれなりに併せ持っていれば楽しく活動できると思います。

終わりに:好きなことを仕事にすること

昔、「好きなことを仕事にすると辛い」と進路を選ぶ時によく言われました。
でも実際に絵を仕事にして辛いと思ったことはあまりありません。(労働が辛くないかは別の話ですが)。今振り返ると「好きなこと」には「得意なこと」を内包していることが多くあります。得意なことは仕事に選ぶことに向いています。
適性があれば人より努力しなくともそれなりにこなすことができ、努力すれば人の何倍も上達します。大変お得ですね!
好きなことで「お金を稼ぐこと」が辛い人や、好きだけど「向いてないこと」を仕事にするのが辛い人が多いのかもしれません。
私は好きで向いていることを仕事にできることに感謝しています。

営業や個展は性分的に全く向いていなかったので、ストックイラストはありがたい存在です。絵を描いてお金をもらうことは最高に楽しいので、ストックイラストを始めて本当に良かったです。
先人の皆様のストックについてのブログはわかりやすく丁寧で、(しかも無料で!)読むことができ初めの一歩を踏み出すきっかけになりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました!

…まとまりのない文章になってきましたので、この辺りにしたいと思います。
この記事がまた誰かの参考になれれば幸いです。

余談ですがこの記事を書くのに3時間ぐらいかかりました。
毎日ブログを書いている人は凄いですね!私には無理そうです!
ここまでお読みいただきありがとうございました。




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