#1 台風一過、ホームシック?

こんにちは。いちかです。
私のオーストラリア生活の記録を残そうということで、
日々のエピソードを載せていきたいと思います。

留学生活1日目。
この日は人生初の長時間フライト(8時間)で疲れた体を、緊張で支えながら、IBPプログラムや留学生活全体のオリエンテーションを終えた。
午後からはショッピングモールで少しの食料を買い、ついでの気持ちでOptusと言う携帯ショップへ行った。
だがしかし、ここからが問題。レイジーな私は事前リサーチなどせず、ショップにかちこんだので、店員さんになんて言えば良いか分かない。「どうしましたか?」と言われ「どうしましょう」という気持ちになる。

結局、プランが見たい。と言ってその場を乗り切り、なんとか契約が完了した。私が購入したのはプリペイドでマンスリーの支払いが出来る$30/月のプラン。最初の3ヶ月は35GBでその後から月10GB。だがそんなにいらないのでは。なんてったってこっちの大学はWi-Fiの通りが良い。私が日本の大学でよく閉め出されていたあの忌々しきeduroamがオーストラリアで大活躍している。大学専用のWi-Fiもちゃんと仕事してる。できるWi-Fi最高。

そんなこんなで日本の友人や家族にも連絡が難なく取れ、良い回線スタートを切った。

留学生活2日目。
この日は朝からIBPのアシスタントの方にアポを取って、アルバイトとインターンをこれからどうするか相談しに行った。

結果、自分がまだやりたいことを明確に出来ていないことへの情けなさと、うじうじしていて一歩を踏みあせていない不快な感覚が残り、不意にものすごい悲しみに襲われた。

部屋に帰ってベッドに横たわったらもう涙が止まらない。
コレはいわゆるホームシック?わからん。泣いても泣いても悲しい気持ちが離れないので、むしろ冷静になりながら涙を流していた。

なんでこんな悲しい気持ちにならないといけないんだ。
冷静に考えて人生のイベントの中に似たような胸が苦しくて悲しいこと多くないか?そのたびにこんな何時間も泣くのか?ショートカットキーが欲しい…なんか慣れてきた。おなかすいた。

と結局何もせずとも時間は経ってしまうのにむかついたのと、いつのも食欲が感傷に勝り、5時間部屋に引きこもった後に、おらっと体を起き上がらせ、メイクをして気分をあげて、明るくて人のたくさんいる図書館へ向かった。私はノートに日記を付けていたので、同様にそのとき感じたことをつらつらと書き、こみ上げる涙をこらえながら文字に気持ちを預けようとした。

その夜は同じプログラムに参加しているメンバーと軽い雑談をしている内に、おう、なんかワタシできるぞという私の中の根拠のないポジティブマインドが小躍りし始めた。

こう振り返ってみると、感情なんて一時のものだとも思う。

でもそのときにはどうしようもなく自分を支配してしまう。

うまく対処するのは難しいけど、いつかは解決すると言う気持ちで受け流せるようになれる自分に近づきつつあるような気がしてきた。

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