#7 コミュニケーション is 褒め

もうすぐおはようの時間。いちかです。
なんだか今日はクリエイティブ脳になっているような感覚で、寝る間も惜しんでnote書いています。

留学生活19日目。
今日は本当に喜ばしいことがあった。
#３にてお伝えした 、キッチンの件についてである。
夕方、知り合いがBBQをすると言うので招待してもらい、肉を焼く準備をしていた。人数分の皿がなかったので、一度自分がいつも使うキッチンに戻って皿を拝借しようと思った。足取り軽くキッチンに戻ると、例のアイツがいる。簡単に言うと彼はキッチンをmessにするのが大得意だ。正直思考回路が理解できない。というほどに汚していた。だがひるむことなかれ私。
まずは気さくな感じで話しかけた。
「何つくってるの～？」
「今日は1人なの～？」
「料理中に見てるその動画何のやつ～？」
彼は口べたなので、私はとにかく質問をした。
そして他にも笑顔と褒める、これを徹底した。
「え～ラーメンじゃんめっちゃおいしそう！！」
「よく料理してるよね！料理得意そう！」
「ゲームの実況中継みてるんだ～面白そうだね！！」
そうすると彼も笑顔で応じてくれるようになり、ついに本題に切り込んだ。

「ここのゴミ、めっちゃたまってるよね～」

さあ、こい！どうくる？！

なんと彼、「そうだね」と言い、自らゴミを片付け始めたのである。
すごい！感動！！逆転満塁ホームランだよ！

ここ数日の私の努力は無駄じゃなかった。
なんだかんだこの状況を楽しんでいる私（話のネタになるので）は、戦いさえもいとわないというワクワクを携えていた。だって、英語で言い合いをしてみたいじゃん。
だが、実行には移さなかった。
ここ数日はというと自らが率先して共有スペースをきれいにしていた。

誰かが置きっ放しにしていた皿を洗う。棚を整理する。
だがこれもタイミングは戦略的に。
他の寮生が私が掃除をしている姿を横を通って見るという状況が発生するようなタイミングをなるべく選ぶ。

そうするとありがたいことに汚す頻度がかなり落ちていったのである。

やはり自分が率先して行う、それを見てもらう、コミュニケーションを取って協力しようという気持ちを芽生えさせる。これが大切なことなんだと改めて感じた。さらに、このコミュニケーションにおいて、相手を褒めることの有用性を再認識すること出来た。ありがとう、そして、ありがとう。これからもキッチンは協力してきれいに使おうね。