Ichica Story #12話 【深淵の中で光を守り続けながら駆ける旅路編】

「深淵の中を強い想いの光で駆ける中で」

自分の想いの中のとてつもなく強い自分との戦いは、どんどん激しくなっていった、この戦いで得た強い想いはとても強いけれど、逆にその反動による、痛みは誰からも見えず、そして理解されない悲しいものなっていた

「そんな光ならば捨ててしまえばいいのに、あなたが壊れてしまうよ?」

似たような言葉を幻影の自分からも、そして他人からも言われ続ける

けれど、これを捨ててしまえば、今まで受けてきた想いが、涙から湧き出た想いが、倒れるたびに感じた想いが、手からこぼれ落ちてしまうような気がして、捨てることはできなかった

「強い想いの光と現実世界」

光で満ちた世界での、心の戦いは誰からも理解されないけれど、明らかに現実世界の私は自分の強すぎる信念を守り続けるために、日に日に身体は痛みに蝕まれるっていった、日々、気を失いそうになりながら、血を流し、息することも苦しい、それでも誰かに涙をみせることはない、何度も何度も後、もう一回と諦めずに挑み続けていた

「その戦いは何を救うのか」

いくつもの悲しい出来事や、理不尽な出来事、人の心と向き合い、そして様々な活動を通じて、人を(フォロワーなど)を集めたりしていく中で、
自分がこの世界から消えてしまう、その瞬間に本当に価値があるものはなんなのか?自分なりに見えてくるものもあった、だからそのために、少しでも自分の時間を大切に生きようと思った、例え明日自身の世界が終わろうとも

そしてこの戦いで救われる心は
きっと最後の最後の瞬間
でしかないかもしれない

それでも自分なりの強い想いの光を胸に、この旅路を駆け続けていく

『いくつもの熾烈な戦いを続けていく旅路編に続く』


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