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いちばん堂メンバーのnote

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いちばん堂メンバー、著者一之瀬楓、最堂四期、編集ふくだりょうこ、デザイナー杉浦昭太郎の、Noveljamに関するnoteをまとめています。
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#セルフパブリッシング

ノベルジャム回顧録④ チーム間交流と今後のノベルジャムのこと

【手短に言うと】 NovelJam2018秋、イベントの表情が少し「変わったな」と思えたひとつは、チーム間の交流がわりと盛んだった事だ。それは審査員の米光先生も感じておられたようで「今回なんでみんな仲がいいの?」と仰っていたくらいだった。「殺るか殺られるか」のピリピリ空間のはずがどうしてこうなったのか。 どう考えてもnoteの影響は大きかったやはり事前のnoteである程度人となりが把握できたのがよかったのだと思うし、運営さんが作成したTwitterリストから把握できたステー

ノベルジャム回顧録③ 「場の編集作業」と最堂四期さんのこと

【手短に言うと】 NovelJam2018秋、同じチームの著者、最堂四期さんが面白い人で、その柔軟性は場を編集する事に一種通じ、短期決戦のひとつの鍵ではなかろうかというお話。現場ではあまり意識していなかったけれど、思い返すと実はこうだったのではと腑に落ちた最堂四期伝説。 実は著者指名はしていなかった気になる著者が一応いて、その上で半ば戦略的に組ませていただいた編集、ふくださんであるけれど、我々は次の最終ステップ「著者とのマッチング」で著者を指名しなかった。理由は「我々は選ば

ノベルジャム回顧録② 偶然の必然化と一之瀬楓さんのこと

【手短に言うと】 NovelJamのチームビルドは、どんな編成になり、どんな結果になろうと、希望が通っても叶わなくても「すべて必然だった」という大団円を必ず迎えるし今回の2018秋もそうだった、って話です。 前のnoteで、編集ふくださんに対するラブレターみたいなものを前のめりに書いてしまったので、このnoteではいよいよ仲間である「いちばん堂」の著者さんについても話そうと思う。とその前に、 チーム名を決める今回のやり方は素晴らしくナイスだったノベルジャムの進化ポイントと

ノベルジャム2018秋 二日目の夜に

昨日11/23の昼前にノベルジャム会場にやってきて、36時間かそこいら経ったのだけど、「もうそんなに経つのかよ」という気持ちが大きい。いろんな人に話を聞いたところ、今回特に時間の進み方が早いらしい。おそらく、深夜の仕事場閉店により実質的な作業時間が減り、毎日「ちいさな締め切り」を抱えながら、まったく先延ばしにできない決断をその場単位で繰り返す、そこはかとない「追われている感」がそうさせているのだと思う。もちろんこれは良い事で、イザとなったら徹夜すればいいや、というのはあまりよ

デザイナーとして2度目のノベルジャム「2018秋」に参加します

ノベルジャム2018秋に、前回に続いてデザイナーとして参加する運びとなりました。初めてお会いするであろう著者と編集者の皆様に、今回何をやりたいのかも含めて自己紹介をいたします。というかさせてください。 何者か名前はsugiuraです(TwitterではS太郎と名乗っています)。広告制作プロダクションからマーケティングプロダクション、プロモーション会社のクリエイティブ部門を経て、今はとあるデザイン会社の役員兼ディレクターみたいなことをやっていますが、自ら手を動かすデザイナーと