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蝶の羽ばたき

禍福なき春のめぐりのうららかに去りゆく子宮は蝶のはばたき
──壱羽烏有


この4月に、子宮全摘出の手術をすることになりました。

今のところ、この出来事も、不幸/ネガティブの一極のみではないように感じています。
意識が俯瞰にあり、この出来事をケアするように周囲のエネルギーが働いているのが見えていて……それはわたしにとって幸福/ポジティブな側面もあるととらえているのです。

幸と不幸の波があるのではなく、ある出来事それ自体でバランスは完結している。
一極しか見えずにいると、出来事はバランスを崩すのでしょう。

今回の手術で退職することになったので、新しく障害者雇用のかたがわたしの後に入ることになりました。
これは、見知らぬ人にまでエネルギーが波及していることを示しています。
おそらくさらにその人の家族等等にも影響するのでしょう。

バタフライ・エフェクト……?
この出来事は蝶の羽ばたき、というには少々爆発的ではありますけれど。
ふむ。
その蝶/爆心地となることをわたしは引き受けたのだ、とも言えそうです。



「バガヴァッド・ギーター」では、今にも始まろうとしている戦から降りたがっている王子アルジュナを、クリシュナが諭すのだそうです。

OSHO トランスフォーメーション・タロットの解説から……

それは神によって決められている──戦争は起こることになっている、避けることはできない。

お前が逃げても、ほかの誰かがお前にとって代わらなければならないだろう。

それでも戦争は起こることになっている。
だから心配することはない、お前は口実にすぎない。

お前がこの人びとを殺しているのではない。
この人びとは殺されなければならないと神がすでに決めたのだ。
そしてこの人びとは、宗教を救うために殺されなければならない。
この人びとは、平和のために殺されなければならない。

お前はそれをやらなければならない──それはお前の義務だ!



そしてお前が人を殺すとき、お前はその人の身体しか殺さない。

魂は殺されていない。
魂は永遠だ。

だから、なぜ心配することがある?

彼は再び生まれるだろう。
彼は別の身体を、実際には新しい身体をもつだろう。
お前は古いモデルを取り去り、その人は新しいモデルを得ることになる。

魂は永遠だからだ。

OSHO トランスフォーメーション・タロット「遊び」

今日も心穏やかにまいりましょう。
生きとし生けるものが幸福でありますように。

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