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★告知 / 4.14 《「即興と反復」vol.3『ダマを拒む』米澤一平×長沼航×大塚郁実×村上慧》

★告知 / 4.14 《「即興と反復」vol.3『ダマを拒む』米澤一平×長沼航×大塚郁実×村上慧》

今週は、子守週間に入ってますが、夜中は2,3時間起きくらいに起きて、普段みないタイプの変な夢を5,6パターンみて朝を迎えます。さっきもなんとなく適当会話してたら、拍手が起こるようなピッタリ同じ音と長さのユニゾンを発声させました。目の当たりの塵を取ってあげようとするとちゃんと目を瞑ってくれるところが、しっかり可愛いなとか感じちゃいます。



表現分野を問わず「即興」は生きる上での活動の選択そのもので、演者/鑑賞者、ジャンルを超えて何か共通課題を、各々がその場で何かを判断していく時間だなと思います。正解はありませんが、いまと、じぶんと、他者とを思考し、選び、それを他者と体験を通じて共有していくこと。豊かさとは何か、意味や無意味をどう再思考していくとか、一緒に場を通じてトライアルしていきたいので、表現を通じて、何か互いの思考を通わせましょう。

ジャンルによる共通技術/文化思想ではない「即興」そのものを場を通じて一緒に感じ共有してみたいと思います。そんな場に興味ある方はぜひ、ご同席ください。もちろん、ただ鑑賞を楽しみたい方も大歓迎です。ご予約お待ちしております。

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■ 2023.04.14.Fri
Improvisation Performance & Talk
「即興と反復」
vol.3『ダマを拒む』

「即興と反復」は、ゲストを交えたパフォーマンスやトークを通して、即興の持つある種の不自由さや困惑を自覚しつつ、演者と観客双方にとって新たなパフォーマンスを生むことを目指す、継続的な実験の場です。

即興演劇(インプロ)においては「Yes, and」の精神性が重要視されています。これは、誰かが提起したアイデアを肯定したうえで自身のアイデアを付け加えていくことで即興を進める態度のことです。もちろん、この考え方は表面上の否定(例えば、告白を断ること)を排除するものではありません。相手が告白するというアイデアを持ってきた。それに対して、(本当は気に食わなかったとしても)プロポーズという提案をひとまず飲んで、それをこっぴどく断るというアイデアを付け加える。これもまた「Yes, and」の範疇だと言えます。
今回の「即興と反復」では、「Yes, and」ではない、他人の提起するアイデアに必ずしも乗っていかない即興を試そうと思います。異ジャンルのアーティストが集まり、即興でパフォーマンスするこのイベントでは、他人のアイデアを放っておく瞬間もまた重要であるように思えます。舞台上で一つのアイデアがうちだされると、ついつい合流して、言葉や身体が物理的/観念的にまとまってしまう。そんな舞台上のダマをほぐすために拒否の身振りを発見・実践してみます。
今回は、4人のパフォーマーが集まり、3人がパフォーマンスをし、その様子を1人が見ながら拒否の身振りを発見していく前半と、4人でパフォーマンスを行う後半という構成を考えました。観察とパフォーマンスを行き来しながら、舞台上に作られていく規範を潜り抜けるそれぞれの身体を探したいです。

(文責:長沼航)

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■ 2023.04.14.Fri
Improvisation Performance & Talk
「即興と反復」
vol.3『ダマを拒む』
【出演】
米澤一平 / タップダンサー
長沼航 / 俳優
大塚郁実 / ダンサー・振付家
村上慧 / アーティスト

【時間】
19:00open / 19:30start
-第1部[(3人による5分のパフォーマンス+4人による5分のトーク)×4セット](40分)
休憩(10分)
-第2部[4人による20分のパフォーマンス+みんなで20分のトーク](40分)
【料金】1,500円(+1drink order) + (投げ銭制)
※ 定員12名程度になります
【会場】『Double Tall – Art & Espresso Bar』
東京都中央区日本橋本町4-7-5 (新日本橋/ 三越前 / 神田)
https://www.doubletallart.com/access/
【予約】info.i.yone.tap@gmail.com

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