明日、日本の100万人当たり累積感染者数は世界を抜くかもしれない

日本が100万人当たりの感染者数、死亡者数ともに世界全体を抜いたのが2月17日頃。100万人当たりの累積感染者数も世界全体に近づいており、18日前にその差は1万人になり、本日はとうとう約300人にまで縮まった。数日内に世界を抜くのはほぼ確実だろう。

100万人当たり累積感染者数

100万人当たり新規感染者数は昨年ワクチン接種の遅れとオリンピックで急激に増加し、その後オミクロン株の登場でさらに増えた。どちらも適切な対策を講じることで抑制できた可能性が高いことは諸外国を見ればわかるし、世界全体の傾向から乖離していることからもわかる。今回のパンデミックが、政治的イベントと呼ばれる由縁である。

100万人当たり新規感染者(7日間移動平均)

日本の死亡者数がさほど増加していないのは救いだが、ふつうに考えると感染者数が増加すれば死亡者の増加つながる。別な不安を感じる。

100万人当たり死亡者数


関連書籍
『誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?』(牧田寛、扶桑社、2021年8月18日)https://note.com/ichi_twnovel/n/nee3a347331cf
『新型コロナ対応・民間臨時調査会 調査・検証報告書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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