高止まりしているコロナ感染者と死亡者数

しばらく前に、「日本の100万人当たり死亡者数が世界を抜いた」(https://note.com/ichi_twnovel/n/n02f650523aa3 )が、そこからさらに伸び、ピークアウトするかと思いきや高止まりしている。数値はいずれも100万人当たりの数で7日間移動平均。

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こんな感じで下がり方がゆるい。

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累積感染者数を見ると、ゆるいのがわかりやすい。減少が高止まりしているので累積感染者数が世界に近づきつつある。このままの傾向が続くと2カ月以内に抜きそう。
これまでは新規感染者や新規死亡者数で世界を抜いたものの、累積では抜いていなかった。累積感染者数で世界を抜くと、おそらく死亡者数でも抜くだろう。

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以前、ご紹介した『誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?』を書いたコロラド先生こと牧田寛は最新の情報をツイッター(https://twitter.com/bb45_colorado)でつぶやいているほか、メールマガジン(https://gesellschaft.stores.jp)も発行している。どうも日本のコロナ収束は春までもつれ込みそうで、第7波の可能性もあるみたい。
『誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?』の感想は下記に書きました。昨年の本ですが、いまでも参考になります。
『誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?』(牧田寛、扶桑社、2021年8月18日)https://note.com/ichi_twnovel/n/nee3a347331cf

追記 日本の検査状況についてのグラフも貼っておきます。千人当たりの検査数、陽性率の異様な高さから見て検査が主要国と比較して足りていないことは明らかのようです。陽性率はちょっと見にくいですが、デルタとオミクロンで跳ね上がっています。

厚労省が検査抑制に奔走していた様子は、下記の報告書に書かれています。
『新型コロナ対応・民間臨時調査会 調査・検証報告書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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