民主主義の現在 民主主義を知るための本

たまには時間を見つけて「民主主義」について考えてみてはいかがでしょう?
それぞれの本はAmazonのアフィリエイトを貼ってあります。すごい量の資料を購入しているので、ご協力いただけるとうれしいです。

・民主主義そのものを知る
民主主義とはなにかをわかりやすく解説した本は下記の2つがおすすめです。どちらも史的変遷を追いながら民主主義について整理しています。特に『民主主義とは何か』は新しい分、最近の話題にも触れていて親しみやすくなっています。

『民主主義とは何か』(講談社現代新書、2020年10月21日)
『デモクラシーとは何か』(岩波新書、2001年5月28日)

歴史を知る

民主主義そのものの本ではありませんが、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリはこれまでになかった視点でわかりやすく人類の歴史を解説していて、示唆に富みます。​

サピエンス全史』(河出書房新社、2017年3月27日)

私たちは西洋の民主主義が正しいものという教育を受けてきました。しかし、民主主義化を強制することが悲惨な結末を招くこともあります。『民主主義がアフリカ経済を殺す』はまさにそのことについて書かれた本です。

『民主主義がアフリカ経済を殺す』(日経BP、2010年1月14日)

・新しい考え方を知る民主主義や人間に関する考え方は変化しています。新しい考え方を知ることは、民主主義の今後を考えるうえで重要です。著者のマルクス・ガブリエルは哲学の新しい可能性を切り開いた人物です。

『全体主義の克服』(集英社新書、2020年8月17日)


最後に関連する拙著をご紹介しておきます。
犯罪「事前」捜査 知られざる米国警察当局の技術 (角川新書)
アメリカ政府機関(主としてFBIおよび諜報機関)ならびにSNS監視システムを開発、提供している民間企業、それらが普及するきっかけとなった最初のBLM。FBIの児童ポルノサイトテイクダウン作戦など盛りだくさん。

フェイクニュース 新しい戦略的戦争兵器 (角川新書)
2018年刊の資料ですが、世界的にネット世論操作が兵器として利用されている現実を紹介し、各国(主としてアジア)の事例を紹介している。日本も取り上げています。

新しい世界を生きるためのサイバー社会用語集
意外と知られていない基本的な事実を紹介しています。たとえば、フェイスブック利用者の7割以上は欧米以外、ファクトチェック、世界最強の盗聴組織と言われるFBIのDITU、イスラエルの世論操作企業など他の本では見れないものがたくさん。

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