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民主主義の現在

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民主主義に関する資料や記事などを紹介します
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2023年4月の記事一覧

現代でも使える名著『クーデターの技術』を読んだ

『クーデターの技術』(クルツィオ・マラパルテ、中公文庫、2019年6月20日)を読んだ。 ●本…

イーロン・マスク買収後、ツイッターは当局の要請にほぼ全部応えていた

イーロン・マスク買収から半年、Rest of WorldのRUSSELL BRANDOMのレポート。ツイッターは情報…

影響工作の終焉 プーチンがライターを貸すとアメリカが燃える

この記事は思いついたことの備忘録です。背景となる事実はありますが、整理や検証はこれからで…

ツイッター社が3月29日にロシア、中国、イランのプロパガンダメディア規制を緩和し、…

いつの間にかツイッターでロシアや中国やイランのプロパガンダアカウントに対する通称シャドウ…

PCIO国際会議の記録 関係者が見過ごしている影響工作の課題

PCIOとはカーネギー国際平和基金のPartnership for Countering Influence Operationsの略称。…

プレゼンシート代わりのQA集

4月17日のウェビナーに先立って、Q&Aを公開します。今回は諸般の事情でプレゼンシートを公開で…

アメリカの情報漏洩に関するメモ

最近、アメリカからの情報漏洩が話題になっている。個人的にも気になっているので備忘録代わりに現時点でのメモを残しておく。現時点というのは今後も続く可能性があるからだ。 サンガーに言わせると、今回の漏洩は過去の漏洩と異なり、きわめて新鮮な情報が含まれているという。 ●経緯撮影された紙の資料の画像がアップされていたことから紙の形でいったん持ちだし、安全な場所で撮影した可能性が指摘されている。開示された資料は外部と接続されていないシステムに保管されており、この場所に立ち入る際は電子

『ディープフェイクの衝撃』はAIを取り巻く課題を包括的に取り上げた解説書

『ディープフェイクの衝撃 AI技術がもたらす破壊と創造』(笹原和俊、PHP新書、2023年2月17日…

ウクライナ侵攻から1年 権威主義的デジタル影響工作対策の有効性

ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、ウクライナ軍や国民の心は折れていないようだ。中国の…