マガジンのカバー画像

余談ですが……

166
日常的なものごとです
運営しているクリエイター

#アメリカ

アメリカ・インテリジェンス・コミュニティ2024脅威レポートを読んだ

「ANNUAL THREAT ASSESSMENT OF THE U.S. INTELLIGENCE COMMUNITY」(2024年3月11日、 https:/…

11

ゲリマンダーの論文を読んでみた

選挙はパズルのようなもので、ゲリマンダーはパズルを構成する1要素。選挙区の区割りで特定の…

日本の主権をオーディション勝者に与えた国家主権貸与機構

今回の講義のテーマは、統治権の移転の方法論として主流になりつつある国家主権貸与機構。みな…

アメリカに対する中国のデータ優位性を莫大な事例から分析した『Trafficking Data』

【2024年3月17日追記】日本語版が出ました! 『トラフィッキング・データ デジタル主権をめぐ…

反ワクチンの多い共和党員の超過死亡率が民主党員より高いという調査結果

アメリカのNATIONAL BUREAU OF ECONOMIC RESEARCHが先月公開した「EXCESS DEATH RATES FOR REP…

暴かれたアメリカのデジタル影響工作UNHEARD VOICE

アメリカ(政府か関係機関なんだろうと思うけど断定されていない)が展開していた中露イランを…

最強の米中関係史解説書 『米中対立-アメリカの戦略転換と分断される世界』拝読

『米中対立-アメリカの戦略転換と分断される世界』(佐橋亮、中央新書、2021年7月21日)をやっと読めた。発売と同時に読みたかったものの、電子書籍がなかったのでなかなか入手できなかった。昨日、ふと見たら電子書籍があったのでさっそく購入して、一気読みした。 ●本書の内容本書は国交正常化から現在にいたるまで(おそらくバイデン就任数カ月後くらいまで)の米中関係を解説し、最後に米中以外の各国の状況と、今後について書かれている。 非常にていねいに史実と資料を追って書かれており、わかり