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【other】視力0.2のくせにいつも裸眼で過ごしている私が、慌てて眼鏡をかけた話
11/6(日) am3:04
いつものように夜風に当たろうと、バルコニーに出る
柵に手をかけ、深呼吸をする
静かでどこか神聖さをも感じる清々しい風が
手足の指先まで行き渡る
「…ん?」
目を凝らしてみる
次に目を擦ってみる
それでも見えているものは変わらない
慌てて部屋に戻る
眼鏡を手に取り、耳に掛けながら
また慌ててバルコニーへ
「わぁ…久々…」
語彙を失ったように一つ二つの単語しか出てこず
少し笑えた
そこには
理科が得意ではなかった私にも分かるほどの
綺麗なオリオン座が瞬いていた
(星が上手く写真に収められないことが悔しい)
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