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【レビュー】『「考える力」をつける本』

ほとんど本を読んでこなかった人間がポツポツ読書を始めました。
そんな人間によるレビューです。カナリ個人的で的外れな内容もあるかと思いますので、その点ははじめにお断りしておきたいと思います…。
(読書記録も兼ねている為、ネタバレを含みます。お気をつけ下さい)


『「考える力」をつける本』
轡田隆史(くつわだ たかふみ) 著 みかさ書房 2013/9/12

●この本について
・100万部突破、最高の知的実用書のロングセラーと評される一冊
・著者は朝日新聞の論説委員やニュース番組のコメンテーターなどを務めた人物
・著者の経験や他者の事例を混じえ、様々なポイントからインプット・アウトプットについて触れられた大変濃い内容
・『考える』とは自分に問いかけること

●レビュー
★★★★★(星5つ)
オーディオブックにて読了。
全文聞き終わった今、図書館で借りるなどしてもう一度、今度は手元に本を置いてメモを取りながら頭から読み直したいと思うほど、大変勉強になった。

新聞や本、メモ、辞典、書くこと、議論、オリジナル、好奇心、遊び…など
ありとあらゆるポイント・キーワードから『考える』ことについて体験や考えを詳しく書かれており、読み物としても面白い部分があるなと感じた。

全てのポイントを著者のように突き詰められたらどれだけ成長出来るだろうかと期待できる内容。

『なぜ』と繰り返す方法などは他の本でも聞いたことがあるが、理由や経験も一緒に語られることで、よりその方法の有用性を感じられた。


私が特にこの本に惹かれたのは、『〇〇は△△だ』と短い言葉で言い切られていたところだ。
それだけの短い言葉に主張をまとめられることに驚き、またそれが気になる言い方なものだからしっかりと読みたくなり、更にメモしたくなるものだった。

一度読んで実践し、頃合いを見てまた読みたいと思える本だった。
何度も読みたくなる、メモを残したくなる本というのは私には当たりの本だ。

●真似したい点
・端的にまとめた一文の存在
・様々なポイントから(『考える力』について)説かれた点
・事例が著者だけでなく様々な人物のものであった点

●う〜んな点
・途中少し厳しい言い回しがあった
→一般的には何ともない表現だと思うが、打たれ弱い私は少しヒヨった笑

●最後に
当たり本。
必ずもう一度読んで、メモを取りたい。

書かれている内容を全て実行するには時間がかかりそうだが、まずは自分に一番必要と思われるポイントから攻めていき、どの方法が自分には有効なのか、自分に足りないものはどういうことなのかを見極めながら確実にステップアップしたいと思う。

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