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デイビッド・セイン「10年ぶりの英語なのに話せた!あてはめて使うだけ英語の超万能フレーズ78」

・本書は、アメリカでうまれ、日本に来日してから約40年間、英会話教室を経営し、対面やオンラインで英会話を教えている著者が、日常会話で話せる英語の基本のフレーズを紹介ならびに活用方法について78個にまとめた1冊。

本書で紹介している基本のフレーズ(一部)
1
○○でうれしいです。
Nice to ○○.
例:Nice to meet you.
(お会いできてうれしいです/はじめまして)

・Nice to〜は初対面の人への鉄板のあいさつ表現。Nice to...はIt's nice to...を略して「〜でうれしいです」という意味。
・Nice to meet you.の返事は、Nice to meet you,too.などと返す。また、過去形にしたIt was nice meeting you.は初対面だった人と別れるときに使える表現なので、ぜひ覚えておくこと。
※例として、Nice to talk to you.(〈メールでやりおりしていた相手に〉直接お話しできてうれしいです)がある。
・また、It's nice to...で「〜するのはいいことだな」という気持ちを表すこともできる。It's nice to have a friend.で「友達っていいものだ」となる。
※2回目以降の人に対する使い方については、本書をお読みください。

14
○○してくれる?
Can you ○○?

・Can you○○?は、日常会話では、「やっねくれる?」「お願いしちゃってもいい?」と親しい相手に気軽にものを頼むときの表現。カジュアルな言い方なので、家族や友達などに使うことが多い。
※例として、Can you have a look?(ちょっと見てくれる?)がある。
・カジュアルな依頼をする際に使うCan you○○は、使い方次第で失礼な場合もある。相手が苦手そうなものを「〜は食べられますか?」とたずねるとき、Can you eat sashimi?などと聞くと、「私は当然食べられるけど、あなたはどう?」と上から目線で聞いているようなニュアンスになってしまい、せっかくの気づかいが伝わらないこともある。
※この場合の角が立たないおすすめの伝え方について紹介されているが、詳細は本書をご覧ください。

52
○○で大丈夫です。
It's OK ○○.

・It's OK ○○.は、「〜でかまわない」と許容するフレーズで、相手の行動を許す言い方である。
・また、It's OK.は「気にしないで」という意味で、相手の謝罪を受け入れるひとことで、例として、道でぶつかられてI'm terribly sorry.(本当にすみません)→It's OK.(気にしないで)がある。
※今回のフレーズの例文に、It's OK to cry.(失恋して涙をこらえる友達に)泣いてもいいんだよ。がある。また、試験の開始前に、「テスト中に辞書を使ってもいい」の例文も紹介されているが、どう表現方法かは本書をお読みください。

・本書では、「初対面での会話」「お願いする」「ものをたずねる」「状況を説明する」など、合計7章で構成されており、「○○はどうですか?」「○○してもいいですか?」「どうして○○なの?」「○○すればよかった。」など中学英語で実践できる日常会話の基本のフレーズ78が紹介された内容となっている。また、「はじめてのあいさつはフレンドリーが好印象」「「Youは何しに日本へ?」の正しい聞き方は?」といった英語コラム、本書で学んだフレーズをさまざまなシーン(レストラン・タクシー・パーティー)で実践できるロールプレイも収録されている。

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