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経営太郎「黒字で増収増益するための社長のルール 現役「経営者」「投資家」「コンサルタント」の3つの視点で見る、儲かる会社のつくり方」

・本書は、学生時代から起業して会社を数十億円規模まで成長させ、数十億円で売却をし、それを4回実践して「日本一稼ぐパンダ」と言われ、金融庁に登録されていたり、内閣府の認定も受けている著者が、自身が実際に経営して数億から数十億までに会社を成長させた戦略や、著者のクライアントや顧問先が実践して結果を出してきた実例を入れながらわかりやすく解説した1冊。

・社長は、会社の状況によってやるべき役割が変わる。むしろ、それぞれの答えによってその会社のステージがわかる。
・どういうことかというと、会社の「今のステージ」によって社長が重要視すべき仕事が明確になり、それはどの分野の会社でもほぼ変わらないからだ。
・会社がスタートアップの場合、まだ売上もなく社長が背中で語らなければ誰もついてこない状況である。
・そんな状況では、社員教育をし、営業を仕組み化する余裕もないので、社長自らが営業をし、売上をつくり、さらに銀行を回って融資の相談も同時並行で進めていく。
(著者も、スタートアップ創業時は、365日毎日働き、繁忙期は二徹、三徹は当たり前だったとのこと)
・この「どベンチャー」な状況を打破するためには、自分で売上をいち早くつくるしかなく、脇目も振らず働きまくるのがスタートアップの社長の役割となる。
※「売上2億円、10億円以上」「普遍的な社長」の仕事はどういったものかについての詳細は本書をお読みください。

・会社が成長しない社長の特徴として、「失敗を他人の責任と考えてしまう」という特徴がある。
◇銀行からの融資を受けられない
◇社員の不正
などさまざまな不測の事態があるが、こういった失敗を部下のせいにせず、社長自身が全責任をとるほうが会社は成長する。
・ユニクロはかつて、野菜事業に取り組んでいたことがあり、1年半で数十億の負債を抱えて撤退した。
・担当者は責任をとるために辞表を提出したが、社長から「一回失敗したくらいで何をいっている。この経験を次に活かせ」と叱咤激励されたそう。
・その後、担当者は別事業を担当し、「GU」ブランドを世に出すことに成功した。
・このように、いくら社員が責任を感じても、社長がくみ取り、さらに働けるようき背中を推してあげる企業こそが成長していくのだ。
※黒字化に成功している社長に共通していることは何かの詳細は、本書をお読みください。

・本書は、「黒字化する社長のルール」「資金調達のルール」「マネジメントと人材活用のルール」「メディア戦略のルール」「アライアンスのルール」「『継続して黒字化する』ために注意すること」という章で構成されており、
◇〇〇だけでビジネスをするな
◇「人を見る目」の磨き方
◇知っておくべき銀行融資の基本
◇最新のクラウドファウンディングの状況
◇テレビとSNSの正しい活用法
◇「〇〇〇〇収入」で売上を安定させる
など、社長が「知っているだけ」で会社も従業員も助かる41のルールが紹介されている。

経営に苦労したくない社長さんは、ぜひご一読ください。
※本日(5/14)発売の本です!

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