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豊田剛志監修+12人の相続コンサルタント著「不動産オーナーのための成功する不動産相続の全技術」

・本書は、全国各地の12名の相続対策コンサルタントが執筆し、顧客本位の相続対策のコンサルティングを数多く実践する方が監修した"理想の相続"を実現するためのノウハウを惜しみなく公開した1冊。

・相続は、人の死亡によって開始される。相続が開始された場合、まず初めにしなければならないことは、相続するか、放棄するかの決断である。これは、相続開始があったことを知った日から3ヵ月以内に行う必要がある。
・相続人の負債が資産よりも多い場合は、相続放棄の手続きを取らないと相続で負債を引き継ぐことになるので、この決断は大変重要である。
・相続開始後は、葬儀や法要の手配、役所への届け出、銀行や保険の手続き、家財の整理など、やるべきことがたくさんあり、期限の3ヵ月はあっという間なので、資産と負債の状況を早めに確認することが大切であるり
※その後もやらなければならない手続きならびにその時に気をつけることが書かれているが、詳細は本書をご覧ください。

・相続で資産を残すために知っておきたいことのひとつに、「相続税を計算する際と遺産分割をする際の評価方法」損益計算書と貸借対照表の考え方)がある。
・相続税を計算する際の評価は、あくまでも相続税と贈与税の計算にしか使わない。大切なのは、現金化した場合に実際にはいくらあるのかということ。これは遺産分割をする際の評価と同じである。
・「相続税を減らす」ということだけを考えた場合、資産を少なくすれば相続税は低くなるが、相続税は減ったが、資産も減ったというのでは本末転倒である。
・対策を講じる場合、ある考え方を取り入れることが重要であると本書で紹介している。
※どういった考え方であるか、そして、相続で資産を残すためにどういったことが必要であるかについての詳細は本書をお読みください。

・本書では、「《事例紹介》相続対策をしない場合、間違った対策をした場合」「はじめの一歩を踏み出すための相続の基礎知識」「相続で資産を残すために知っておきたい8つのこと」「ここを押さえておけば安心。相続対策のポイントを全解説」「《事例紹介》相続対策の成功事例」という章で構成されており、「相続の流れから相続税の計算」「相続対策の進め方」「相続対策の成功事例(遺言書と生命保険の利用で円満な財産分割・現状把握後の不動産組み換えの考え方atc)、失敗事例(相続がきっかけで、仲のよかった家族がバラバラに・父の認知症によって最適な対策ができないatc)」など、相続のプロ12人が財産をより多く残すコツなど、不動産相続のすべてがわかる内容となっている。

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