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寺島みさお「こわいほど自分の強みがわかる!すごい手相学 脳の動きは手にあらわれる」

・本書は、手相学をあらゆる角度から極める手相学研究家である著者が、「手と脳(心)が繋がっている」という視点で、「手を読む法則」を紹介し、できるだけわかりやすく手相学について解説した1冊。

・手相学は心(脳の働きや動き)を知る学問。人間分析学であり、行動を制御している脳の働きを研究する脳科学に近い学問といえる。

・手に現れる現象は、脳の働きに大きく関与している。脳の働きとは人の意識や心である。手の形は意識や心が変わることによって変化する。手の変化は心や意識の変化。手が変化するという事実が、私たちの手に対する向き合い方を教えてくれているように著者は思っている。

・手のひらの線で、最も変わらない箇所は、親指の付け根を囲む「生命線」と、手のひらを横切る2本の線「感情線」「知能線」であり、これらの線は、生まれた日から手に刻まれ、歳を経てもほぼ骨格を変えないことかわかったのた。
※変わらないことについて実際に赤ちゃんの手とその後の変化(2歳・5歳・19歳・25歳)を撮影した写真が掲載されている。詳細は本書をご覧ください。

・3本の主要線(感情線・知能線・生命線)の特徴として、
感情線=社会性(コミュニケーションの方法)
知能線=司令塔(頭の使い方)
生命線=生活(命の生かし方)
が紹介されている。
・この3本は、生まれたときから刻まれ、ほぼ変えずに残っており、手を持つ人がどのように生きていけばよいかを示してくれる自分の生き方マニュアルなのだ。なので、良い悪いはなく、一人ひとり違っていて当然である。この3本は、上手に生きるための"自分自身の取り扱い説明書"なのだ。

・生まれたばかりの赤ちゃんの手に刻まれた細かい線と一緒に消えてしまった縦線がある。それは、運命線(中指に向かう線)、太陽線(薬指に向かう線)、水星線(小指に向かう線)の3本である。これらは手相学的に重要な役割を担っており、生き様を表す側面がある。多くの場合、年を重ねるごとに現れはじめるので、若い頃には現れていないこともある。
※3本の線(運命線・太陽線・水星線)の詳細については、本書をご覧ください。

・本書では、「手相とは哲学であり、脳科学である」「手相の基本、手のひらの線」「手を読む法則」「自己分析」「手と脳の関係」という章で構成されており、「大切なのは"わくわくゾーン"」「ダウン症の子どもから見る手相の変化」「手のひらを見る際のチェックポイント(手の大きさや柔らかさなど)」「手を読む法則」など、自分の個性を最大限に活かせる手の読み方について解説した内容となっている。

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