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夏まゆみ(著)、アランジアロンゾ(絵) 「人はいつでも、誰だって「エース」になれる!心とからだが輝く72(ナツ)の言葉」

・本書は、ジャニーズ、宝塚歌劇団、モーニ
ング娘。、AKB48など300組以上のアーティストを手がけ、ダンスをツールに人材育成・指導・振り付けを行う第一人者の著者が、指導歴30数年にわたる記録のなかから、72個の言葉を選び、改めて文章化し、"なつトラ先生"率いる4人の教え子キャラが著者の厳しい言葉をやさしく届けた1冊。

01 底力くんに会いに行きなさい
・人は皆ものすごい底力を持っている。しかし、普通に生きているだけでは、その底力に気づくことはない。
・なぜならその底力を出す、使う、機会がないから。
・著者は底力を威圧的で、強制的な気がするので、「底力くん」と呼ぶ。
・なぜなら、あなたのなかにいつも存在している、あなたの大きな味方だから。
・この底力くんは苦境にいるとき、初めてフツフツとわき上がってくる。だからこそ、自分の限界を自分で決めてほしくない。
・苦境にいるときこそ、底力くんに会えるチャンス到来なのだ。
※著者が教え子の新たな一歩を踏み出す際に、舞台上でかけた言葉やエピソード、「底力くん」のイラストについては本書をお読みください。

21 「また成長しなきゃいけないのか!」とつぶやく
・輝きを放っている人ほど、身の回りにある小さな喜びを見つけ出すのが上手。
(逆もしかりである)
・苦しみの渦中にいるときは、自分がどれだけつらいかということばかり考えて下を向きがち。
・だから、自分の周りに助けの手があることや、実はうれしいことや楽しいことが転がっていても、それを見ていなかったり、気づかなかったりするんじゃないかと著者は思っている。
・つらいことが起きたとき、反射的にため息まじりに、「いやだなぁ……」と下を向いてこぼしてしまうタイプの人は、「また成長しなきゃいけないのか!」上を向いて、一笑に付すようにつぷやくのがコツ。
・最初はただの強がりでも、言い続けていくうちに自然と心も追いついてきて、徐々に心にエネルギーがわき上がる。
※そうするとどうなるかについては、本書をお読みください。

34 人にグチをこぼす。これって、不幸を配っているということ。
・周りの人にグチをこぼす=人に不幸を配っている、ということである。
・グチをこぼして、その場では自分はスッキリするかもしれないが、グチを聞いたほうは、嬉しくも楽しくもないはず。だから、不幸を配っているのと同じなのだ。
・だったら、グチをこぼさないほうが、自分の成長を促すし、幸せを呼ぶことにつながる。
・グチをこぼさず乗り越えたとき、あなたの周りには怒ったり泣いたりする人より、笑っている人のほうが確実に多いはず。
・「これ嫌い」「これヤだよ」「あの人イヤ」と嫌いなことを口にするより、楽しい話を聞かせたほうがいい。必ず自分に返ってくるのだから。

・本書では、「人は、誰でも「エース」になれる どんなときも自分を全力で応援してくれる言葉」「夢は口にした瞬間、引き寄せることができる 自分と仲間をまっすぐゴールへと導く言葉」など合計5章で構成されており、「心が軽くなる「好きなモノ10」の法則(04)」「人のせいにしたとき、人を恨み始める(14)」「「好きなモノ」50個挙げまくる(19)」「2種類のプライドに要注意(35)」「「実力差」より「努力差」を感じよう(45)」「「怒る」と「叱る」は違う(49)」「努力が「偶然」を生み、偶然が「運」を呼ぶ(56)」など、「常に前を向ける人になる」ための72(ナツ)のひみつがそれぞれの言葉に反映されたイラスト("ナツトラ先生"率いる4人の教え子キャラ)と共に収録なれた内容となっている。

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