桜華純子「幸せになりたかったら、腸を整えなさい」

・本書は、元歌手で現在は美容家、脳超セラピスト、ライフスタイルアドバイザー、マインドフルネスカウンセラー、ヨガ講師などで幅広く活躍する著者が提唱する脳腸セラピーについて書かれた1冊。

・腸は消化と吸収する器官だけでなく、幸せホルモン製造所である。腸を整えるだけで、消化と吸収、排泄がスムーズに行われ、イキイキと過ごすことができる(幸福感を誘う「セロトニン」のところ9割は腸に存在するので、腸を整えるのはすごく大事なこと)。

・頑張り屋さんほど、呼吸が浅く、体が冷えているので、腸が汚れている可能性が高い。その場合、生活習慣の見直しに加え、感情のコントロールも必要である。

・著者が提唱する脳腸セラピーをすることで、
①幸せホルモンが出て、ポジティブ思考になる
②寝つきがよくなり、すっきり目覚める(快眠効果)
③便秘改善
④集中力アップ
⑤運気アップ
など心と体に幸せな変化をもたらす。

・腸を整える5つの基本習慣とは
①深呼吸(自律神経を整える)
②体ゆらし(リラックスモードに導く)
③みそ汁を最初に飲む(善玉菌を増やす)
④耳もみ(血流をよくする)
⑤笑顔で1日を終える(質のいい睡眠を促す)

・思考と感情のクセは自分次第でコントロールできる。まずはじめに、「今が幸せ」であることに気づくことからスタートする。また、心の整理整頓をすれば、体もすっきりする。言葉に出すノートに書き出す、未消化の消化などが効果的で、解決の糸口につながり、心が晴れ晴れすることを実感できる。

・本書では、「腸を整えると幸せになる理由」「善玉菌を育てる食ルール」「誰でも簡単にできる脳腸セラピーのやり方(ヨガ・20分入浴・マインドセットなど)などが紹介されている。

頑張っているけど、うまくいかないと感じている方は本書を読んで腸を整えたら、人生が好転するかもしれません。

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