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柴家まゆみ「資格なし!アイデアなし!カリスマ性なし!「ふつうサラリーマン」の起業術」

・本書は、司法書士として250社以上の会社設立に関わった他、起業コンサルタントとしてコンサルティングしたクライアントが、2か月目に月商100万円、YouTubeでの売上500万円超え、1年後に年商億超えなどの実績を持つ著者が、普通のサラリーマンが起業家として成功するにはどうすればよいかについて解説した1冊。

・最も起業に向いているのは、実はコツコツが得意な真面目なサラリーマンと言っても過言ではない。この「真面目な」とは、「毎日会社に行っている」ということである。
・終身雇用制度が崩れている今、国も起業を応援している。以前に比べて会社を設立するハードルはものすごく下がった。
・給料アップも年金もあてにできない今、自分自身で会社以外の収入をつくることが大切になってきており、今後は必須になると考えられる。
・起業がスタンダードになることで、日本人の幸福度はアップすると著者は考えている。

・起業する前にやっておきたいことは、まず、「自分をきちんと理解すること」である。
・自分の1つひとつの行動を分析してみると、自分の取り扱い説明書(自己分析)ができてくる。また、「自分の歴史を振り返ってみる」こともおすすめしている。
※「自分の特性を理解するワーク」として、さまざまな質問が挙げられているが、詳細は本書をご覧ください。
・自分の特性を理解することが大切な理由は、「得意なこと、好きなこと」をベースに起業の方向性を決めると、成功率が高いから。
・著者は、人前で話すことや、強いリーダーシップを発揮することは苦手だが、人の話を聞いてまとめたり、リーダーをサポートしたりすることは得意であり、好きでもある。
・得意なこと、好きなことをベースに、これをビジネスに生かすとしたらどのようなビジネスがあるか?と考え、市場とマッチングしていくと、楽しく、世の中に求められるビジネスをすることができる。自分としても楽しいことなので、仕事がはかどり、収益と上がるようになる。
・個人の特性によると思うので、自分は「好きなこと」と「儲かること」のどちらが向いているか?を考え、自分の特性の理解をしてみること。
※起業はある3つの重なっている部分にフォーカスすることで、仕事がはかどり、収益も上がりやすいが、その詳細は本書をお読みください。

・本書では、「実は、サラリーマンこそ企業に向いている!」「どんな小さなことでも起業ネタになる」「みんなが知らない成功の秘訣とは?」「月100万円を生み出す起業ロードマップ」「リアルな起業成功ストーリーを公開!」という章で構成されており、「働いても働いても、給料が増えない5つの原因」「サラリーマンと起業家のマインドの違い」「サラリーマン、バイト、バンドマン、学校の先生などさまざまなキャリアから起業するまでのストーリー(事例)」など、資格もアイデアもカリスマ性もない普通のサラリーマンから起業するにはどうすればよいかのヒントが紹介された内容となっている。

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