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MAHANANDA(ジェームス・スキナー) 「神の数学 「責任感」こそが悪魔の方程式」

・本書は、400万部突破のベストセラー作家で、今までのセミナー・講演会で指導した人数は50万以上にのぼる著者が、「本当の人生」を歩むために、苦しみを解き、幸福へと導かれるヒントを記した1冊。

・「人間がどのように進化してきたのか」というプロセスは、科学的に解明されており、わかりやすいものの一つとして、できるだけ脳を使わないように進化した、ということである。
・人間の200万年の進化のプロセスは、カロリー不足との戦いだった。今のような豊かな食生活を人間が手に入れたのは、ごくごく最近の話に過ぎない。それまでは、いかに食料を確保するかに頭をめぐらせなければならなかった。
・人間は常にカロリー不足の状態にあったので、身体の中で最もエネルギーを消耗するところを、できるだけ使わないようにした。それは、「脳」である。
・脳は、一つひとつの情報を解釈しようとすると、パンクする。だから、電気信号に置き換え、速く振動するものは高く、ゆっくり来ているものは低く、と音程に置き換えている。
・そうすれば、振動について考えなくて済み、情報省略ができるのだ。

・あなたの脳は、一定の周波数で共鳴している。脳波を取れば、何ヘルツなのか、測ることができる。
・つまり、我々の脳には帯域があり、私たちの脳は、いろいろな周波数で共鳴することができるのだ。
・私たちは、実は日常的に使っている力よりも、はるかに大きな力を持っている。自分のアクセスできるポテンシャルに、ほとんどアクセスしきれていないのだ。だから、本当は大きな目標に挑めるのに、それをせず、小さな目標しか持てないのだ。
・イーロン・マスクは、「最も人類の将来に影響するものは何か」を目標の選び方にしている。彼は、エネルギー問題は取り組もうとテスラを作り、地球に何かあったら人類が危ないとスペースXを作った。
※「私たちはなぜ、いろいろな周波数で共鳴できるのに、それがうまくできていないのか」の詳細は本書をお読みください。

・本書では、「宇宙最大の謎、人間の「意識」」という章から始まり、」「記憶の罠から脱出する」「なぜ、宗教が必要なのか」「神様の実在は証明することができる」など、合計10章で構成されており、「大金持ちと貧乏人のたったこれだけの差」「目の前に、たくさんのダイヤモンドが落ちている」「無能マンでよい」「「アイツ」に気をつけろ」「人間を定期する4つの「元型」」といった、主観的な道具箱である「哲学」と客観的な道具箱である「科学」の正しい使い方について紹介した内容となっている。

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