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吉井雅之『知らないうちにメンタルが強くなっている! 面白いように自信がつく「21のきっかけ」』

・本書は、習慣コンサルタントである著者が、誰でもメンタルを強くすることができる方法(口グセ・行動グセ・考えグセ)を紹介した1冊。

・メンタルを強くする方法は至ってシンプル。まず、日々の生活の中で、「毎日やること」を決めるだけ。それをただ繰り返すことで、何も意識しないでできるようにすること。そういう体験を通じて、「自分はできるんだ!」を得ていく。そうすることで、自分自身の「心のあり方」は変わっていく。いってしまえば、それだけである。

・メンタルを強くする上で、苦労するのは、「理論武装して、頭でっかちになってしまっているタイプの人。いわば、「知識だけは持っている人」は苦労する。大切なのは、知識よりも、「知恵」。知識=知っていること。知恵=「知っていることを行動に移して処理できること。

・自分でメンタルを強くできるかどうかは、すべて自分自身の「選択」にかかっている。「自分のまわりで起こっている現象の原因は、すべて自分にある」と念頭に置ければ、メンタルの強さは必ず手に入る。メンタルを強くするためには、ここぞというときに、こうすれば自分は勝てるという「勝つしくみ」をもてばいいのである。

・メンタルを強くしていくチャレンジにあたっての「ルール」
①勇気を投資する
②腹の中を吐き出す
③「時間厳守」と「数字厳守」
④因果の「因」を見る。

心の図太さ、しなやかさをつくるきっかけ

⒈「三日坊主」は悪くない
・三日坊主は悪くないと考える。始めさえすれば、8割は成功したのと同じ。この第一歩の次に大切なのが、「やると決めたことが途切れてしまった日」である。途切れたときこそ、「三日坊主は悪くない」を発動すること。3日続けてやった人だけが「三日坊主」になれる。

⒉「やめる理由」を考え始めてしまったら
・メンタルを強くする行動が習慣になるためには時間が必要。1週間もたつと、「続けたってムダ」などのやめる理由を集め出してしまう。そういった時は、「できる自分を想像する」「一層成功できる、夢が叶うと思う」というメンタルを強くするためのイメージを想像する。自分の選択を信じて進んでいればらいつの間にかメンタルは強くなる。

⒊「困ったこと」が起きたら
・毎日、決めたことを続けていると、「困ったこと」が起きる日があると思うが、それは、自分が「もうひとりの自分に試されているだけ」と考えれば、代替案はいくらでも出てくるはず。「困ったこと」は成長の機会だったり、新しいスタートのきっかけだったりする。「災い」はなんでも福になるのだ。
※こちらを合わせて21のきっかけが紹介されてます。

・本書では、「ちょっとしたことぐらいで揺るがない、ぶれない自分になるための方法(口グセ・行動グセ・考えグセ)」「メンタルが強くなるためのしくみづくり」「心の図太さ、しなやかさをつくる小さな21のきっかけ」など、誰でもメンタルを強くするためのノウハウや心構えが紹介されている。

「折れない心」をつくりたい方は必読です。

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