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「太陽よりも眩しい星」5巻感想【ネタバレ注意】

こんにちは、ちーです。
「太陽よりも眩しい星」が好きすぎて、何かと長文をしたためております。

2023年2月24日(金)、太陽よりも眩しい星の単行本5巻が発売になりました。

収録エピソードは17〜20話。
「noteに何か書こう!」と思い立ったきっかけとなった18話、長文レビューを書いた19話20話を含んでいて、もうとにかく神回だらけの神巻です!


19話、20話についてはすでに詳しすぎるレビューを書いていますが、5巻全体のレビューも残しておこうかなと思います。

ここで大切なお願いです。

ネタバレたっぷりのレビューですので、ぜひとも5巻を読んでからお読みください!

拙文では本作の魅力の1割も伝わりきれておりません。
事前に余計な情報を入れるのはものすごーくもったいないです!

なんとこの神巻、電子版502円・紙版528円で読めてしまいます。

おそらく100回は読み返すので、1回あたり約5円す!
破格です♡(ニッコリ)

切ないキュンの嵐で下手なエステやマッサージよりも若返りますので、未読の方はこの機会にぜひ!!!






…どうですか、お読みになりましたか??
ではレビューにまいります。


episode.17 星座にならない星

16話、朔英と鮎川くんの距離が近づいているのを目の当たりにして闇堕ち寸前ポンコツ城と化した神城光輝くん。

17話でずいぶんメンタルが持ち直しているのは、幼少期からイジられていた昴に初めて褒められたから???

保健室で朔英と合流した時にはすっかり普段どおりで、いつもの「隙あらば朔英と一緒に帰るマン」に戻ってますね。

それでこそ安定のわんこ神城♡

すぐに気持ちを切り替えて笑顔をみせているところを見ると、やっぱり根が素直で明るいんだろうなー!と思います。


この回は朔英のモノローグには、クラスの天体展示と絡めたものが多いです。

タイトルとぐいぐい絡ませてくるテクニック。

「タイトルと内容がリンクしていない」という感想は絶対に抱かせないぞという河原先生の強い意志を感じます。

ちなみに舞台になっている札幌市内にプラネタリウムと天文台があるのは確認済です。
デートスポットとして大変よろしいのではないかと思います。
河原先生、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!!(?)

17話に話を戻します。

過去に2回告白を決意してどちらも断念した朔英が、3回目の告白を固く決意したのは昴の言葉を受けて。

怖がりだね

何かやるときは私だって怖いよ
曲かけるね さえちゃんのために

5巻 37〜38ページより

昴はニコニコしてると思ったら次の瞬間真顔でキツイことを言うので、こりゃ敵も多いよな〜と。真っ直ぐで正直すぎるんですよね。

勉強、スポーツ、絵画、リーダーシップと多方面に器用そうですが、コミュニケーションに関しては不器用そう。
そんなところが愛おしいんですが♡

(私、昴も推しております)
(具体的には朔英と神城と鮎川くんとみおちゃんと翠ちゃんと昴と神城ママと神城兄を推してます)
(たまほしワールドは至る所に推しだらけ♡)

朔英は昴の根底にある優しさに気づいているので、きつい言葉であっても背中を押してもらったのかもしれないと解釈し、すぐに自分の気持ちに向き合います。

ロケットに乗った人は
怖くないから乗ったんじゃない
宇宙に行きたくて

5巻 39〜40ページより

朔英は穿った見方をせず、まっすぐに人の良いところを見ますよね。

KYキング優心だって朔英のフィルターを通せば「前に出てくれて助かる」!

はーもうなんというヒロインofヒロイン!
Everyday Everytime 女神〜〜〜!!!♥


そしてそのあと、学校の2階から1階へ飛び降りるシーン。

思いきって神城へ向かって飛んで、受け止めてもらったこと。
この出来事で、朔英が神城へ告白する決意は強く固まったのかもしれないな…と。

17話のもうひとつの山場は、力自慢コンテストの鮎川くん。
コンプレックスをさらけ出して朔英をかばう姿がもうハチャメチャに格好いい…!!!

「個性、個性」ってさらりと言えるの、本当に大人だなーと思います!

少女マンガに出てくるDKでこんなに達観した人、他にいます???

神城はそんな鮎川くんの大人な部分に朔英と通じるものを感じてて、それこそが脅威なんでしょうね。

ちなみにこの回、ギャンブルさせたらヤバい翠ちゃんのフィーバーっぷりが密かにツボです。

翠ちゃんと一緒に学祭回ったらめちゃくちゃ楽しいと思う!♡

■本誌からの追加箇所

P.5
17話1ページ目下部のコマ

翠ちゃんみおちゃん、神城が昴とイトコだって知らなかったんですね。

ストーリーにおいて「誰が」「いつ」「何を知ってるか」はとても重要なので、この追加枠で共通認識持たせておくの上手いな〜と思いました!

■本誌からの修正箇所

P.14
従姉弟だって言うし
→従弟だって言うし

P.23
ダンスもキレキレイなんだー…
→ダンスもキレキレなんだー…

P.29
競争で!!
→競歩で!!


episode.18 太陽よりも眩しい星

4話に続いて2度目のサブタイトル
「太陽よりも眩しい星」です。

本誌でこのサブタイトルを見た時には、ドキドキしてなかなかページをめくれませんでした。

表紙の絵、私はすぐにぴんときませんでしたが「キャッツでは?」と教えていただきました。

言われてみると、汽車のシーンっぽいです!

冒頭で、第1話と同じ構図のふたりが登場。
神城と出会って一目惚れした小学校の入学式の場面。

ああもうこんなの。あああ!!!
(語彙力行方不明)

中学校の卒業式でもらった紅白まんじゅうの箱をお手入れするシーンも出てきます。

インテリアとして飾られ続けてある紅白まんじゅうの箱に深くツッコまない岩田一家がすきです♡許容力が大海原並み。

常々、信じやすく素直な朔英が悪い男に引っかからないか心配しておりましたが。
ご家族もくれぐれも詐欺に気をつけてほしい。


私は、18話は朔英と神城のW主役だと思っています。

17話で告白を決意した朔英に対して、神城はまだ揺れている状態。

そんな神城が告白を決意するまでの心境の変化が、丁寧なエピソードの積み重ねで表現されていると解釈しています。

ちなみに作中の目線の変化は以下のとおり。

朔英目線 10ページ(P.50〜59)
神城目線 5ページ(P.60〜64)
朔英目線 3ページ(P.65〜67)
神城目線 3ページ(P.68〜70)
朔英目線 2ページ(P.71〜72)
フラット目線 2ページ(P.73〜74)
朔英目線 1ページ(P.75)
フラット目線 1ページ(P.76)
朔英目線 1ページ(P.77)
フラット目線 3ページ(P.78〜80)
朔英目線 1ページ(P.81)
フラット目線 3ページ(P.82〜84)
朔英目線 1ページ(P.85)
神城目線 2ページ(P.86〜87)
交錯目線 7ページ(P.88〜94)

まとめると
朔英目線 計19ページ
神城目線 計10ページ
フラット目線 計9ページ
交錯目線 計7ページ

モノローグこそないものの、神城目線のページがたくさんあることがわかります。

ちなみにフラット目線はふたりが一緒にいてどちら目線なのか断定できないページです。

でもP.82〜84の朔英がめちゃくちゃきれいでうつくしいので、「これは絶対に神城目線だな!」と勝手に思っています♡

そうすると
朔英目線 計19ページ
神城目線 計13ページ
ふたりの目線 計13ページ
ということになります。

しばらく神城目線でストーリーを追います。

力自慢コンテストの鮎川くん、神城には衝撃だったと思います。

だって今まで神城が朔英をかばうためにとったのは、優心相手に手を出すという直接的な行動ばかり。

対して鮎川くんは、周りに意図を気づかせない方法で、コンプレックスをさらけ出しながらもスマートに朔英に寄り添ってる。

さりげなく、フィジカル派 vs 知性派の構図です。

おっとりして優しい朔英なら、ふつうは知性派を選ぶところですよね。

実際には神城キラキラフィルター効果で1億点がチート加算されてフィジカル派が圧勝なんですけど。

このルールが開示されない中で頑張る鮎川くんが不憫すぎるのでお姉さんと将棋しようね?♡

(レビュー中のたびたびの横道&邪心、並びにアラフォーの癖にお姉さんと名乗る図々しさを深くお詫び申し上げます)

しかし残念ながら神城は、そんな自分得なバイアス構造を知る由もないわけで。

鮎川くんのエピソードを聞いて、すぐに手が出た自分と比較して、あいつには敵わないと思ったんじゃないでしょうか。

あと単純に「俺の知らないところで俺以外の奴が岩田を守ってる」という事実の重さ。

これは学祭期間中、まったく近くにいない神城が100%悪いんですけどね??

そんなタイミングで鮎川くんに朔英との思い出話を訊かれてしまう。

神城の「俺の方が昔からいいところ知ってる」マウントが逆手に取られたわけです。

朔英との6年間は宝物のような大切な思い出。
それを自慢したいけど、でも気軽に他人と共有したくはなくて、特に鮎川くんには朔英のよさをこれ以上知ってほしくなくて、でも牽制できる立場でもなく、語彙力喪失した結果、一言「やだ」

もう可愛すぎるんよー!!!
小学生城バンザイ♡

ここで鮎川くんが「自分で聞けってことね」と切り返すのつよい!

ほんとに神城の出方を逆手に取るのが上手い。
頭の回転の速さを感じます。

神城は結果的に鮎川くんに朔英に話しかけるチャンスをひとつ多く与えてしまったことになる。

でもどうすることもできない。

くーーー!もどかしい!!!
切ないよぉおおお!!!!!!

(でも切ないお話、大好物です♡)
(そういえば好きな曲が失恋ソングばかりで結婚式のBGM選びに苦労した記憶)
(いま気づいたけど二次創作もそんなんばっかり)
(脱線ばかりのレビューでほんとすみません!!!)

モヤモヤを抱えたまま向かった生徒会室で、神城は朔英が後夜祭の曲をリクエストしたことを知る。

朔英が誰かに告白する。
おそらくは鮎川くんに。

そうしたら、何もできないまま長い長い初恋が終わってしまう。

10年ぶんの気持ち。
朔英に追いつこうと今まで頑張ってきたこと。
何度も見てきた朔英の笑顔が、これから鮎川くんへ向けられること。
頭の中をぐるぐるしたんだろうな…。

朔英に追いつくために努力を重ねてきた神城。
身長と腕力では追いついたものの、残る目標がある。

【神城の残タスク】
・大人で頼れる男になる
・朔英に男として意識してもらう
・英語や数学のテストで追いつく

でも残る目標をクリアすることにこだわっていたら、何もせずに終わってしまう。

それでようやく告白を決意する。
この先も誰より近くで、隣で笑っていたいから。

フラれて3年間笑いものになるかもしれない恐怖におびえながら、大切な気持ちをどう伝えればいいのか悩んだ末、神城はまた、相手を隠して話す手法をとります。

これから告白する、と前置きをしてから目の前の子を誘うの、なかなか勇気がいると思うんですが。

誘ってもし断られたら、今までの気持ちを伝える機会はなくなる。
だから事前に自分の気持ちを話しておきたかったんだろうな…と。

あと、何となく事前に察して欲しかったんでしょうね。
「これから告うからね?」って。

でもここで、河原先生の伏線がめっちゃ仕事します。

神城的には今までの気持ちをたくさん込めた大切なこの台詞。

ずっと追いつきたくて
好かれようとか
力になりたいとか
がんばってたんだけど

5巻 79ページより

わざわざ回りくどく告白予告したのは、これだけは伝えたかったからだと思うんです。

でも読者目線だと朔英のことにしか思えない台詞が、朔英目線だと直前に神城が昴のサポートをしてた姿につながるんですよね。

うわああああん
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対!!!
(by槇原敬之)(翻訳「切ない」)

このシーンでは、北高ジャージの襟が本当にいい仕事してて。

シンプルに神城の横顔かっこよすぎる!!!
作画が神…!!!!!

あとこの襟がストーリーにも影響してます。
神城は照れる時に手で顔を隠す癖が出ますが、ジャージの襟が代わりに顔を隠してくれてる。

だから朔英の目を見て話せない恥ずかしがり屋の神城が、手で顔を隠さずに済む。

でもそれで、恋する相手に対して恥ずかしかるという態度が紛れちゃってるんですよね。

ジャージがこれほどの仕事をするだなんてーー!

朔英が神城から好きな人への深い想いを聞くのは2度目。
今までの朔英なら、たぶんまた告白を諦めたと思います。

でも逃げずにきちんと伝えた。
可能性はゼロだと判断したけど告った。

それはきっと、前日に神城という宇宙に向かって飛んだから。
2階の窓から飛び降りる直前、外壁を蹴った瞬間に、覚悟を決めたから。

朔英の告白前後の台詞は、同じサブタイトルだった4話とシンクロしています。

神城のこと知ったら
絶対神城のこと好きになると思うよ

1巻 200ページより 

神城を知ったらきっと神城を好きになるよ

5巻 81ページより

神城が好きな人とうまくいくといいね

1巻 201ページより 

神城が好きな人とうまくいくといいね……

5巻 86ページより

ほぼ同じ言葉をなぞっているけど、大きな違いは朔英が神城への気持ちを告白したこと。

そして4話では服の袖ですばやく拭って隠した涙を、18話では堪えきれずに流したことです。


朔英の告白を受けた神城は、事前にまったく予想していない展開に言葉が出なくて、ひたすら嬉しくて。

「やっと俺の気持ちが伝わった!?これってさっきの告白の返事かな?」という期待もあったのでは。

朔英が泣いて初めて「あ、これっぽっちも俺の気持ち伝わってない!」って理解したんじゃないかな?と思いました。

神城くん、朔英のニブさがわかってないとは、おぬしもまだまだだな!

と、朔英贔屓の読者(私)は思うわけですが、今回は昴のサポートも絡んでややこしくなってるので朔英ばかりのせいでもないかもw

その先はもう、たまほしが名作というか伝説に化したのではないかという神展開です。

1話で神城の「好きな人」を知っている他クラスの渡辺へ、「岩田!」の一言でクラスの仕事を丸投げする神城。

全力で校内を走って朔英を探す神城。

もし私が好きだって告白しても
神城はこんなふうに走ってきてくれるんだろうか

4巻 14話 91ページより

光と影を巧みに使って、
朔英の目線と神城の目線が交錯する構図。

暗闇に輝くTシャツの蛍光塗料。
朔英の神城への気持ちに負けないくらい、
胸元で眩しく光る神城の気持ち。

最後の1ページ、「好きだよ」のあとに「ずっと」がついていることの重み。

いくつもの伏線が見事に回収されるカタルシス。

もうもう、最高すぎますね!?!?!?!

なお本誌派のTwitterスペースでは、これだけの神回のあとでさえ「"友達として好き"ってちゃぶ台返しされるかも…」と怯えるファンが約半数存在していたことをご報告申し上げます。

みんな河原作品に焦らされ慣れすぎている(笑)

18話では、それまでモブ的立ち位置ながら1話から頻出していて密かに存在感を放っていた渡辺くんが初めてまともに登場。

味覚障害疑惑(神城と朔英がムリだった激辛キュウリチョコレートバーのレコメンド)に、バリアート革命(呼び出された職員室で校則にないと訴えてどうやらバリアート死守)と、濃いネタの宝庫の渡辺くん。

18話のあとはTwitterで「渡辺を探せ」が盛り上がり、二次創作小説まで書かれておりました。(笑)

その後、19話 20話 21話と連続で顔を出して、定番キャラ化しつつあります。

渡辺くんの生態にも今後要注目です!

■修正予想していたけど修正されていなかった箇所

P.70
文化祭実行委員向けの教室の壁掛け時計の時間

神城と朔英の受付時間は12:00〜12:30。
「時計止まってない?」の台詞の割に、指し示しているのは12:17。
現時刻に見えるんです。

本誌で違和感があり、単行本で修正されるかな?と思っていたらされませんでした。

なので、勝手に心の目で1時間早い11:17に書き換えて読んでいます。

※朔英が11:30には現着してるので、映画デートの時と同じく、神城は朔英よりも早い時間からソワソワするはずだと確信しています。

(ここまで読んできた初見の方、たびたび「ん??」と感じられたことと思いますが、私のレビューは9割が妄想と思い込みで構成されておりますw)


episode.19 花火

19話は天元突破の神回of神回です!!!

愛を叫びまくっている詳しいレビューがありますので、もしよろしければこちらもどうぞ!→

単行本として前後回を通して読むと、全編で学祭2日目の高揚感が浮き彫りになっています。

特に後夜祭は、それまで完全下校時刻6時に追い出されていた生徒たちがみんなで集う特別な夜。

夜のグラウンド、キャンプファイヤーに花火にBGM。
非日常で特別な雰囲気の中、みんながわくわくしている臨場感が伝わってきます。

昴の笑顔も、最後までやり遂げた達成感があって格段にうつくしい。

その中での男女交際のお申込みと受諾…!!!
そりゃ帰宅後も現実感がなくてふわふわしますよ。
わかります!!!

この回を本誌で読んだのは2022年12月13日。
約3ヶ月経ってるのに今も直視できません。
未だに、泣いてしまう…!!!!!!!!!

うわああああああんんんん
朔英も神城も良かったねぇええええええ
。゚゚(*´□`*。)°゚。

※3ヶ月以上探しても語彙力が出てこなくて断念した結果、最終的にプリミティブな感情表現しかできず本当に恐縮です。
(プリミティブって言えばかっこいいかなと思ったけど要は幼児並みってことです誤魔化してすみません!笑)

この回の朔英と神城の作画が神であることは、何度も繰り返し主張させていただきたいと思います。

神城は過去イチかっこよくて、
朔英は過去イチうつくしいです!

何度読んでもワードチョイス天才すぎるし、18話から20話までの構図はどれもこれも鳥肌モノです!!

19話を読むと、脳みそと心臓の今まで使ったことのない場所がギュインギュインしてる感じがします。
はーたまらん…♡♡♡


episode.20 付き合ってるよ

学祭2日目の夜、神城家の会話の妄想です。

「母さん、明日俺早く行くわ」
「あら、じゃあ朝ごはん早めにする?」
「うん、30分くらい」
「ずいぶんはやいのねー、何があるの?」
「…ちょっと人と待ち合わせで…」
「ふーん?」

翌朝
「ほら光輝、早く食べちゃいなさい」
「ありがと」
「で、今日は誰と約束してるんだっけ?」
「………岩田」
「えっ岩田ってさえちゃん!?あらー!じゃあ遂に!?あらー!♡」

お母さんに「ちょっと友達と」じゃなくて相手が朔英だとバラす神城、ほんとは母さんに話して自慢したかったんでしょ!?と思ってます(笑)

そして読者がみんな期待していた神城目線の回想ーーーーー!!!!!
小学生のふたり可愛すぎ問題!!!!!

小学生からセコムしてた神城頑張り屋さん!
朔英は思ってた以上に食いしんぼう!
うわーん尊みしかないいいいい♡♡

ひたすらにたまほし愛と「朔英かわいい」だけを綴った20話の詳細レビューもございます。
もし良ければどうぞ!→

■本誌からの追加箇所

P.140〜141
・1ページ目のモノローグ
・2ページ目下部の2コマ

照れるふたりのもだもだ感が増してて尊み倍増…!!!
神城の顔を隠す癖も出てきてキュンが止まりませんーー!!!
はーコミックス買ってよかった…!❤

■本誌からの修正箇所

P.144
大根おろしを削る「ごりごり」の擬音が大量追加

擬音なしでも「神城のことを考えて無心で削る」感が出てましたが、擬音がついてよりコミカルな仕上がりに。

表紙

いや〜これは尊すぎます…!!!

よーく見ないと情景がわからないように描かれたツーショット。
でも本編を読んだらすぐにピンとくる場面。

花火の描写もさりげなくて、流れ星とかふたりをとりまくキラキラにも見えて、うまくぼかしてあります。

中身を読んだ人が表紙を見返した時に「あっこれって…!」と気づいて痺れる仕組み。

表紙でのネタバレを回避しつつ、それでも神巻の表紙として相応しい描写。

河原先生の仕掛けがとっても丁寧で泣けてきます。

1〜4巻の表紙が本編と直接リンクしていなかっただけに、やっぱり5巻は特別なんだな〜と感激もひとしお。

ところでこのふたり、距離がめちゃくちゃ近いですよね??

「かかったね、打上花火」と話しかけてるタイミングなんだろうか?

でも神城がこんなに近かったら、朔英は間違いなく真っ赤になってこういう顔 > < してると思うんですよね。

角度詐欺でそこまで近くないのか、どうなのか。

あーもう表紙だけで延々と妄想してしまう…!!!❤

裏表紙

裏表紙のチビ朔英&チビ光輝シリーズ
尊すぎてほんとにほんとに大好きです!!!

この裏表紙のためだけでも紙コミックスを買う意味はあると真剣に考えております。

5巻の裏表紙は、18話で出てきたインフルエンザで休んでいた神城が登校したシーン。
「こうき くるかな」の後の、朔英が教室の外へ少し踏み出して迎えている場面。

この場面チョイスが毎回ほんとに的確で!

落ち込んだ時にはコミックス裏表紙を並べて元気をもらっています。最高の癒やしです❤

左上から横に1〜3巻
左下から横に4〜5巻の裏表紙です
どれもこれも名場面〜〜〜!!!💕

あとがき

久しぶりの朔英&神城コンビ。

これ、1巻のあとがきで描かれていた小学生の時のふたりのダンスを、高校生のふたりが踊り終えてポージングしてるという解釈で良いですか??

いちいちエモい…!!!
感情追いつかない!!!!!涙

普段より得意げな朔英ちゃん可愛いよぉぉぉお♡

神城も同じくポーズしてるのに、意識の半分が朔英に持っていかれてそうなところがめちゃくちゃ神城っぽくて良き!

ダンスは終わってもふたりのお付き合いはまだまだこれから。

この先はフォークダンスやワルツへと曲調を変えつつ、どうか引き続き踊り続けてください…♡


以上です。
妄想と横道だらけの長文を読んでいただき、ありがとうございました!

そして「太陽よりも眩しい星」累計部数50万部突破おめでとうございます🎉

単行本5巻の帯より

発売日以降、各種電子書籍サイトやTwitterの検索でレビューを読みあさってしあわせに浸っております。

ついでに本屋さんの本棚チェックもすっかり趣味になりつつあります。

たまほしラヴァーズ道、全力爆進中です♡

今後もひとりでも多くの方の胸に、たまほしの光が届きますように🥰

2023年3月6日
たまほし愛読者 ちー


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