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「休み上手」になりたい

ゲームして、録画してた番組をいくつか見て、掃除洗濯して、午後から少し仕事して、カフェにいってヨガして一日がおわった。こうして書くとちょっと充実してるみたいに見える不思議。本当に充実してたかといえば、そんなことは全くなく。今日やりたかった仕事があるのにダラダラと過ごしてしまったことを悔やみながら、そしてその分のツケがまわる明日のことを考えて憂うつな気持ちになりがら書いている。

気づけばフリーランスになってもう4年目(!)なのに、いまだにスケジュール管理やらタスク管理やらモチベーション管理やら、ちゃんとできてなくて恥ずかしい。

物事をスケジュール通りに進めるのが苦手なのは、昔から変わらない性質だ。遡ってみると、夏休みの宿題を最後の一日か二日で追い込んで終わらせてた学生時代に、その片鱗がみえる。

ただ会社員だった頃、あとフリーランスながら業務委託として会社に出社してた頃は、いまの自分よりも、もう少し頑張れてた気がする。頑張れない日が増えたのは、今みたいに家で仕事をするようになってからだ。

ここ1年くらい、「めちゃくちゃ仕事を頑張る日」と「頑張れずにダラけてしまう日」のどちらかを起点に、それぞれ交互に繰り返すことが多い。鶏が先か卵が先かの話みたいだ。つまり、「ものすごく頑張る→翌日、頑張れずにダラけてしまう→翌日、ものすごく頑張る(ものすごく頑張らざるを得ない)」みたいなことを繰り返している。平均にならせばちょうどいい働き具合なのだろうけど、“頑張れてない感”で自己嫌悪しちゃうからあんまりよろしくない。

頑張れない日が増えた理由は、労働時間という概念から解放された結果、仕事とプライベートの時間をうまく区切れなくなったからだ。

わたしの場合、一度でもダラダラする時間や休日を作ると、その後仕事モードに戻れなくなってしまう。切り替えがなかなかうまくいかないのだ。そういう意味で、ずっと忙しく仕事してた方が健全なんじゃないかと最近は思っている。

休みはほしいし、ダラダラしたい。でも、仕事モードに戻れなくなる休みはこわい。「コンスタントに頑張る」ができずにいるわたしは、この休みのジレンマに悩み続けている。

そもそもだけど、フリーランスだからって「土日や祝日にも仕事できるはず」とか「今日の夜にやればできるはず」「明日の朝に起きてやれるはず」という思い込みを捨てろという話なんだろうな。

どうして労働時間が決められてないだけで、自由にいくらでも時間を使えるって錯覚に陥ってしまうんだろう。フリーランスだって同じ人間で、平等かつ有限な時間のなかでやってくしかないのにね。

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