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オクトパストラベラー2をプレイした ネタバレあり①

はじめに

※まだクリアしていないにも関わらずこの記事をしたためているため、タイトルは①としています。隠しボスが強すぎてエピローグをみれていないんです。

とにもかくにも、初めてのオクトパストラベラーです。
このゲームを買った理由は腹黒神官っぽいテメノス(CV石田彰)が気になったことと、町民からアイテムを盗めるということが楽しそうだったから。前作も気になっていたものの、発売時にはSwitchを持っていなかったので結局買うことはありませんでした。
意図せずゲームをあたためてしまう私ですが、本作の発売日は2023年2月24日ということで、私にしては発売から1年4ヶ月と多少早めにクリアできそうです。(隠しボス討伐を諦めてエピローグみたら即クリアではあるんですが)

重要な決断から、物語は始まる

本作には8人の主人公がおり、前述のテメノスもその1人。
開始早々、何の自己紹介もなく、誰のストーリーから始めるか決めることになります。ここで選んだ主人公はしばらくパーティアウトできないとの注意が表示される新設設計。好きなものは後回しにする私はテメノスを選ぶか、他キャラを選ぶかで迷いに迷い結局テメノスを選択。ほら、もしかしたらゲーム性が合わなくてクリアすることなく終わる可能性もありますし。

そして、その選択は結果としてはとても良かった。なぜなら、「しばらくパーティアウトできない」の「しばらく」が中盤から終盤の間くらいだから。あと、テメノスの能力がめっちゃ便利だから。私、気になってたキャラがテメノスで良かった。

パーティーメンバーが固定になりがち

テメノスはフィールドでは町民を戦闘に参加させられる「導く」と町民の情報を開示できる「暴く」が使え、バトルでは敵のシールドポイントを技を当てた回数分だけ削ることができます。

本作において、このシールドポイントがどれだけ削れるか否かが勝負の分かれ道になるので、テメノスはキャラクター性うんぬんを置いておいても固定メンバー確定の能力保有者。町民もそれぞれ情報を持っていて(作り込みがすごい)、別段全員開示させる必要もないのですが、できる限りコンプリートを目指したい私にとってははずせない能力でした。

フィールドでは町民から「アイテム入手」「情報開示」によってアイテムや情報を得られます。主人公それぞれフィールドで使える能力が異なるので、この2つの能力を考慮すると、私のようにこまめにパーティーメンバーを変えたくないめんどくさがりはテメノス(夜:情報開示)、オズワルド(昼:情報開示、夜:アイテム入手)、ソローネ(昼:アイテム入手)は固定確定。全員仄暗さ漂うメンバー。そこに、「底力」が強いアタッカー兼敵を食材にできるオーシュットを入れれば個人的には完ぺき(アタッカーとしてならばヒカリでも可)!

どうせやるならアイテムと情報は全てゲットしたい派のプレイヤーはほぼ同じメンバーに固定されてしまうと思うんですが、どうなんでしょうか。
アグネアは夜にレベル依存でアイテム入手ができますが、オズワルドと比べると使い勝手が悪いんですよね。アグネア、パルテティオ(すごい名前)、キャスティの使いどころが私には難しかったです。

(このゲームは「8人の主人公の物語」です。固定メンバーで突き進んだ私は8人全員参加のラスボス戦で焦りました)

ストーリーは良いけど仲間と冒険感はない

最初に選んだ主人公のプロローグをクリアするとフィールドを自由に探索できるようになります。自由に探索でき過ぎてめっちゃくちゃ楽しくて無駄に歩き回ってしまうんですが、その中で選ばなかった主人公とそこらかしこで出会い、何かよく分かんないけど旅路を供にします。
アグネア、パルテティオは社交的かつ目的地が不明確なので分からんでもないんですが、他メンバーはそんな簡単に見知らぬ人と行動を供にするかとけっこうな謎。オズワルドは行き倒れを助けたから、まあ、同行もやむなしだったのか(ちゃんと加入イベントの内容を覚えてないですが)。

ストーリーは各主人公の5章くらいで構成されたストーリーを1章ずつ自由に進めていきます。私の場合は最初はテメノスのストーリーだけが選べ、他の主人公を仲間にする度に選択できるストーリーが増えていきました。
どの章から進めるかはプレイヤー次第ですが、推奨レベルが表示されるので基本その順に選ぶことに。
で、各主人公のストーリー、いいんです。それぞれ個性があって盛り上がりもあっておもしろいんです。そのストーリー中に他主人公の扱いが空気なことを除けば。これ、すっごい気になるの。

8人でがんばってここまで辿りついたのに「1人」でやってきたっていう体でストーリーが進むんで、ストーリー中の悲痛な展開に、いや、ソローネには7人も仲間いるよ!!!1人じゃないよって思うんですよ!!!!!
(その悲痛なイベント後はボスvs主人公4人でバトルが始まり、今まで3人はどこにいたんってなる)

一応、パーティチャットという主人公同士の会話が楽しめる機能もありますが、横並びのドット絵の2、3人が特に動きもなくボイスもなく会話するだけっていう。内容は漏れなくおもしろいのにとても簡素。
加入イベントの適当さといい、このゲーム、とりあえず主人公8人のストーリーを作って、後から主人公8人で旅をすることに決めたんじゃないのかと疑ってしまいます。
戦闘でのボイス飛び交う掛け合いをみていると「仲間と冒険してるんだ…」としみじみします。

戦闘の爽快感はさすが

戦闘がつまらなかったり、難易度が高すぎると途中でゲームを投げがちなんですが、レベル上げとアイテム収集のかいあって終盤までほとんど負け知らず。テメノス(学者)とオズワルド(神官)のコンビにアビリティの底力MAX+BP増加+ダメージ9999突破を付けて1ターン目から属性攻撃しまくり無双状態で爽快感がありました。
個別ストーリークリア後のオズワルドが覚える魔法は強すぎて初見のボスをワンパンするほど。

ただ、レベルを上げれば勝てる敵ばかりでもないので、敵によっては程よい緊張感もあり、とても楽しめました。

ドットのグラフィックも演出もBGMも、ボイスも、全てが文句なしの出来栄えで、武器によってはグラフィックも変わります。各主人公はジョブを変えることによりほぼ全ての技の使用が可能ですが、技ごとにボイスありの手厚さ。
戦闘速度を×2にすると待ち時間なくサクサク戦闘が進み、グラフィックは美しく、頻繁にボイスもあるので目にも耳にも優しく、ストレスフリー。

戦闘には「良かった…」以外の感想はないのですが、ラスボス戦で突如8人体制を求められたときはどうしようかと戸惑い、まさかの隠しボスでもそれを求められ、テメノス、オズワルド、ソローネ、オーシュットの4人にドーピングアイテムを使い切っていたことを後悔しました。

フィールドとダンジョンの広さが好み過ぎる

フィールドは適度に広く、言うまでもなくグラフィックがすばらしいので、探索が楽しい。
特に「ストーリーの進行では行く必要のないダンジョンが複数ある」「ダンジョンが広すぎない」ことがすごく好き。通常、ストーリーを進めれば進めるほどダンジョンって広くなり深くなり、謎のギミックもあり、「いつボスに辿りつけるんだ…」と嫌になることが多いんですが、本作はどのダンジョンもエンカウントしなければ10分くらいで最奥に辿りつけるくらいの広さ。

ダンジョン攻略に一度もイラつかなかったゲームは本作が初めてですし、ダンジョンの広さが心地よいなんて思ったのも初めて。探索を楽しみたい方には物足りないかもしれませんが私にはこのくらいがちょうど良かったです。

隠しボス、倒せるといいな

ストーリーについて書きたいことはあるのですが、それは無事エピローグをみれた後で。
攻略サイトをチラ見し、アルロンドパワーで全員レベル80超えにしましたが隠しボスを倒すことはできるのか。

がんばってみます。


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