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立春大吉の札

今日は立春ですね(^O^)

立春とは今日から春ですよ~ということ。
昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、
この日から立夏の前日までが春となる。
春夏秋冬という言葉があるように、四季の始まりは春になります。暦上、新年は1月1日からですが、人々が生活を営む上での一年の始まりは春と捉えられていました。
現代で言うと、わかりやすいのは新年と新年度の違いですね。学校や会社は、1月1日を始まりとせず4月1日を一年の始まりとしていますよね。

しかし、旧暦では立春が1年の始まりです。
なぜなら立春は八十八夜、二百十日、二百二十日など、
雑節の起算日(第1日目)となっている。
まだ早いですが、
『♪夏も近づく八十八夜~』と馴染みのある歌にもありますよね。
なので、切り替えのポイントは
・元旦
・立春
・新年度
と大きなものでは3つありますね。
もちろん、個人の誕生日も切り替えのポイントですが!

さて、立春というと『立春大吉』という言葉を耳したこともあると思います。

立春の日になると「立春大吉」と書かれた
お札が貼ってるのを見かけたことはありませんか?
・立春大吉お札

立春大吉は厄除けのお札で禅宗のお寺様の習慣からきているものです。
立春は節分の次の日であることからなのか、こんな話が伝えられています。
「立春大吉」の文字は、縦書きすると左右対称になり、表から読んでも裏から読んでも同じになるというのです。
そのために、「節分」の豆で追い出された鬼が家に戻ろうとすると、「立春大吉」の札の貼ってある家の門を入って、ふと後ろを振り返ると、その札は、裏から読んでも同じように「立春大吉」と読めるので、鬼は、「おやおや、入ったと思ったが、入っていなかったな?」と思ってしまい、結局門から出て行ってしまう・・・というもの( ´艸`)ムププ
ということから
立春大吉のお札を貼っていると
1年間を平穏無事に過ごすことが出来る。
と言われています。
この話、 信じるか信じないかはあなた次第です( ´艸`)ムププ
信じる人のために、全く左右対称の『立春大吉』の文字を作ってみました(^O^)

立春大吉の札


こんな言い伝えのある日本って素敵だと思います。
しかし、言い伝えないと終わってしまいます。
なので、なるべくそういう昔から伝わる話をところどころで取り上げていきたいと思います!!

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