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生理中は臨時ヘルプマークが欲しい

生理痛が年々重くなっているのを感じている。婦人科に行った方がいいかなぁ、いいよなぁと思いながら日々が過ぎていく。

特に、成人してからは、その月1か月の過ごし方がダイレクトに次の生理に反映される。昼夜逆転、食事も決まった時間に食べない生活をしていた時の生理痛はもう身もだえるほどだった。

学生時代は、2日目はひどかったものの、授業を受けられないほどではなかった。腰重いなあ、おなかいたいなあと思いながらも受けていた。意識が飛ぶんじゃないか、というレベルのものはほぼなかった気がする。
やはり、規則正しい生活と栄養のある食事。乳製品や甘いものをあまり食べていなかったのがよかったのかもしれない。
生理痛のひどい子は大変だなあ、と思いつつ、その感想を抱くだけで他人事であった気がする。

体質的な変化なのか、何か栄養素が足りないのか、それともストレスがひどすぎるのか、社会人になってからの生理はひどい。今日は腰が痛い、今はおなかが痛いではなくてもう、とりあえず痛い。全部痛い。考えが続かない。

逆にストレスでやせていた時はもう、経血量が少なすぎて、あれっ生理って来てました?というレベル。つまり止まる寸前だったわけで。それもやばいものがあるが。

生理痛がひどい時は仕事に行っても直帰するし、休みの日ならほぼ部屋に籠っている。ようやく生理休暇も使うようになった。

だが、旅行であったり、どうしても出かけなければならないときがある。
困る。5分歩くのも疲れる。電車に乗って、小さい子に席を譲れず、ごめんねと思う。今は誰かに席をゆずれる状況ではないし、もうそれが満席でも譲ってほしい。

そういう時に思うのだ。ヘルプマークのように、私は若いし妊娠しているわけでも、発作を起こすような症状も持っていないけれど、今は本当にヘルプが必要なんです。っていうマークが欲しい。

というか、なんていうのかな、本当にマークをぶら下げたい、というよりは、私がヘルプを求めたいのかも。そして、それを求めることに正当な理由があるんですよ、というのを示しておきたいのかもしれない。

そうでなかったら、優先席に座っている20代女性という点で、私は勝手にどこか形見の狭い思いをしてしまうのである。勝手な話だが。

もし生理やPMDD、更年期障害があるのがマークで目に見えたら、どうなるんだろうと考えてしまった。職場の女性陣(性自認は関係なく女性の身体機能をもっている人という意味で)のほとんどに、ヘルプマークがついてしまうのではないかしら。

男性にも更年期障害というのはあるらしいし、病気や障害、目に見えないつらさを持っている人はたくさんいる。

でも、生理がある、という点で、女性が男性と同じように仕事をする、というのに求められるエネルギーや大変さは違ってくるのではないかと思った、という話。

お互い助け合って生きましょう。

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