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まーくんの賞味期限の見方

もう何年も前、

まーくんと付き合ったばかりの頃の話です。

ご飯を作るのに、
スーパーに買い出しに行ったんです。

確か納豆だったかな

じーっと賞味期限を見てるまーくんを見て

ほうほう、家庭的な男だ。
きっといいパパになるぞ。

って思ってたんです。

しばらくして、

はい、これ。って選んだのが一番手前の

賞味期限の近い納豆。


え?

なんで?


まーくん、
こうゆうのは賞味期限長いの選ぶんだよ。

食べれなくなったらもったいないでしょ?



そう言うと、


大丈夫!俺、まいにち納豆食べるから

賞味期限前に食べ終わるよ。

スーパーの廃棄になったら

もったいないでしょ。

誰かのおうちじゃ
食べきれないかもしれないし。


って言ってて

なるほど。

そんな風には考えたことなかった!

なんていい人だ〜

って感心してたの笑



それから、スーパーで何かを買うたびに

賞味期限の見方の選択肢が増えました。

今は自粛期間で毎食おうちごはんなので、

スーパーに行く時は

大抵のものは賞味期限は気にせず
前から取ります。

流石にちょっと考える食品もあるけど


なんで、
この何年も前の話を掘り起こしたかと言うと

録画していたNHKの特集番組を見てたら、

フランスの経済学者
ジャックアタリさんがインタビューで

「利他主義」

について語ってたの。

「これは他者のために生きるということ。

協力は競争よりも価値があり

人類は一つであることを理解すべきだ」

という内容。

あ!これはまーくんの賞味期限の見方だ

廃棄が出ないように
スーパーや納豆のことを考えて

賞味期限の近い納豆を買う。

それが値引きされてたら小ラッキー。

無駄になる食べ物が減ったらハッピー。

小さな積み重ねが
地球のためになったら嬉しい。

だって地球は自分のおうちだもんね。



誰かのために
何かをして自分にまわりにまわって

返ってくる。


それがたとえ、スーパーでの一瞬の出来事でも

ちょっとした日々の心がけでも、

何かいい流れはできるはず!


仲良いダンサー友達の
しゅんも誕生日に言ってた。

「情けは人の為ならず」

(この言葉、中学生まで情けをかけるのは

その人の成長に繋がらないって勘違いしてた笑)


先人はいつでも大切なことを
教えてくれてるなぁ

今更になって歴史に興味を持って

中田のあっちゃんのyoutubeや
本を読む日々です。笑


利己的に生きるのではなく

利他的に生きる

そんな世の中になったら眉間のシワが減って

目の横のシワが増える世の中になる気がした

土曜のお昼休み時間でした〜。


おしまい


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