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【400文字日記×2】20/05/14,15 塾、再開するんだってよ

2日分の文字数で、少し真面目な日記を書きます。

私は中学受験用の集団塾でバイトをしています。4月の上旬に出された緊急事態宣言に伴って、1ヶ月以上休校でした。

ですが、ようやく休業要請が解除されたので、再開する事が決定しました。緊急事態宣言が発表された時は休校を渋って、判断が遅かったのに、再開のメールはすぐに送られてきて、驚きました。

ずっと無職の状態だったので「やっと働ける」という安心感もありますが、それ以上に「これでいいのだろうか?もう少し様子を見てからでも大丈夫なのではないか?」という心配の方が大きいです。

私が一番恐れているのは、塾の教室がクラスターの発生条件を兼ね備えまくっている事です。
一つ一つの教室がかなり狭く、人口密度が小学校よりも高いですし、窓の数も僅かです。それに隣同士で席がくっ付いていて、授業の間にお弁当を食べる子も多いです。しかも小学生は戯れ合いたがるので、私たち先生側がいくら警戒していても、対応には限界があります。

あくまで休業要請が解除されただけで、緊急事態宣言は出たままですし、教室の環境も整っていない状況で再開するのは時期尚早だと、個人的には思います。
ライブの授業がない間もウェブ授業の配信、電話での質問受付、授業料の値下げなど、出来る限りの事をしていたので、緊急事態宣言が解除されるまではこのままで良いのではないかと思っています。

実際にご家庭側も、殆どの方がオンラインの体制に納得しているようです。しかし他の先生曰く、一部の親からはクレームもあるようで、そうした一部の意見が塾の上層部を焦らせたのだと思います。さらに私の知らない所で、経営上の問題も浮上しているでしょう。

色々な事が複雑に絡み合っているので、一概には言えませんが、結局子どもの安全よりも、親からの印象や経営面を優先してしまった感じがちょっとショックですし、教育業界の闇が垣間見える気がします。

この1週間であっという間に規制が緩くなった日本。ですが、公衆衛生の授業では「こんな短期間で収まるわけがない。少なくとも1〜2年はかかるだろう」と言っていました。これからも気を抜かずに、慎重に行動しようと思います。

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こちらに収録してあります。是非ご覧ください!


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