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1月、2023年最高の幕開け

2023年。
博多座、エリザベート開幕!
待っていた…!!

2020年、エリザベートのツアーが発表されたもののコロナで中止、そして今回、全国ツアーが発表されてから、この日を楽しみにしていました。

無事にチケットも確保し、私の公演だけではなく、博多座は1公演も欠けることなく千秋楽まで走り抜けることができて本当に良かった。
全国ツアーで博多座が一番最後なので、本当にドキドキしっぱなしの半年間。

エリザベート
大学生の時に出会って、心を掴まれて、卒業論文もエリザベートで書いたし、ウィーンにも行った。
再演のたびに帝国劇場や博多座に通い詰めて、これまでで一番多く見たミュージカル。

この作品の何にここまで惹かれるのか、この難解なストーリーに苦戦しながらも、どうしてチケットを取ってしまうのか、それを上手く言葉にできなくて、ただ劇場でエリザベートを見ると強く生きていきたいとどの作品よりも強く感じてきて…、今回、千秋楽の配信で小池先生のお言葉が胸に刺さりました。
この物語は、いずれ訪れる死の中で、必死に生きてきた人々の物語だ。

今回は、精神病院のシーン、『魂の自由』がすごく辛くて、シシィの絞り出すような孤独の叫びに涙が止まらなくて、『私だけに』よりも刺さったシーンなのは何故だろうと思っていたけど、この言葉を聞いて、あんなに自由を切望しているシシィの、戦い続けながら生きていくその強さを、あの歌があるからこそ感じることが出来たのかなと思って、最後の最後にストンと胸に落ちてびっくり。

そしてキャストの豪華さも圧巻!
個人的にMANKAI STAGE 『A3!』に出ていて、エーステ最推しの立石俊樹くんがルドルフで出演するということでずっと彼のルドルフを心待ちにしていて。
エーステ時代からずっと友達に、立石くんはルドルフになる!古川トートと立石ルドルフは存在する!と言い続けていたので、発表された時はみんなからおめでとうラインをもらうくらいで、逆に信じられないくらいで。
しかも奇跡の1列目を手に入れて、目の前で立石ルドルフを見てきました…(しかも古川トート、田代フランツという推し推し推し組み合わせ)
死ぬ前の走馬灯には必ず入れてほしい光景、第一位。

思わずアクリルカードを購入


儚げな青年皇太子がぴったりの麗しいビジュアル。不安や恐怖に震えながらも、革命に向かって突き進む強く凛々しい姿、希望を打ち砕かれて母に、死に、縋り付くか弱い姿、どの姿も歌声もダンスも、心掴まれて、私の中のベストオブルドルフ。
私が見た回の古川トートと立石ルドルフの闇が広がるは、トートに翻弄されながらも、ルドルフの意志が強くて、シシィとトートの『私が踊る時』を思い起こさせるくらい、熱かった。

花總さんもこのエリザベートをもってシシィを卒業されるとのことで、私にとってはじめてのエリザベートは花總さんのシシィだったので、とても悲しくもあり、集大成といわれた今回のシシィを見ることが出来て感無量の想い。
鏡の間のあの美しさ、『私だけに』のあの強さ、ラストのあの全てを重荷を捨て去って自由を手にした時の笑顔、一生忘れずに覚えておきたい。

感想はまだまだあるけどまとめていたら逆にまとまらなくなってきたので、ゆっくり落ち着いてからきちんとした文章にしたいな。

兎にも角にも、2023年、観劇始めがエリザベートで本当によかった!
大千秋楽おめでとうございます!!!

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