1ヶ月目の新人広報が月に20本プレスリリース書いてみた
はじめまして、このて inc. 広報のちえみです。
このnoteを開いてくださり、ありがとうございます!
「秋だからやってみた」というnoteの素敵な企画を見つけて、新人広報が平日毎日プレスリリースを書いてみて感じたこと、考えたこと、失敗したこと、学んだことを記録してみようと思い立ちました。
これからプレスリリースを書こうとされている広報の方や、専任広報を入れることを検討されている方、教育に興味のある方に、少しでもなにか伝わると嬉しいです!
あわよくば、私が愛してやまない弊社のことを知っていただきたいな、という下心を添えて。
はじめまして
高卒資格が取れる通信制サポート校「無花果高等学園」と、子どもたちの学校以外の居場所になる「無花果もえぎ フリースクール」の広報をしています。
この二つとその他の教育事業を併せて「教育プログラム 無花果(いちじく)」と呼んでいるので、自分のことを「無花果の広報」ということもあります。
無花果高等学園や無花果もえぎフリースクールでの活動は、「いちじく通信」でお届けしています。興味をもってくださったかたはぜひ!メールアドレスを登録していただくと、週に1通のニュースレターが届きます。
私は昨年の春からこの会社にいて、これまでは広報以外のさまざまな業務をおこなっていました。
「ちーちゃん、広報向いてるんじゃない?」
CEOにゆるっと提案してもらったのが今年の8月。そこから、後にめちゃめちゃハマることとなる、広報としてのお仕事がスタートしました。
我が子のように愛おしいプレスリリース20本
広報としての一つ目のお仕事は、プレスリリースを書きまくること!8月から何を書くかを検討し始め、9月1日から平日毎日配信を始めました。
ここからは、これまで書いた20本のプレスリリースについて、ひとつひとつ想いと学びを綴っていきたいと思います。
1. はじめてのプレスリリース
記念すべき一本目のプレスリリース。
恥ずかしながら、プレスリリースの書き方はおろか「プレスリリースってなに?」という状態でした。
プレスリリースに関する記事や本を読むところから始め、広報のみなさんが書かれたnoteの記事にも大変お世話になりました。PRtimesで「キャンパス開校」「新校舎開校」などのキーワードを検索し、他社のプレスリリースを読み漁りました。そこでなんとなくプレスリリースのフレームみたいなものが分かりました。
とりあえず一度書いてみて、社内のみんなに共有。背景部分が主観的すぎるかもしれないというフィードバックをもらいました。修正版には、最新のデータをもとに数字的根拠をいれ、より説得力のある文章になるように直しました。
そうして完成したプレスリリースにはめちゃめちゃ思い入れがあり、実は自分用にわざわざ印刷して手元に置いています。
また、このリリースを持って記者クラブ訪問デビューをしました。
津山キャンパス開校についてのリリースだったので、岡山県津山市の市役所に行き、ドキドキしながらエレベーターを上がり、記者クラブへ。
たまたま記者さん方が会議中で、直接お一人ずつにご挨拶をすることは出来なかったのですが、自分が書いたものが実際に記者さんの手に渡るということが実感できて、感慨深かったのを覚えています。
2. このリリースって誰が読むんだっけ?
2本目は2週間後に控えていたイベントの告知リリースを書きました。
1本目と同じように、報道陣向けの文体で書き進めながらふと、「このリリースって誰が読むんだっけ?」という疑問が浮かびました。イベントのターゲットに向けたものとするなら、メッセージ性が高い方が訴求力が強いのではないかと悩みました。
しかし今回は、このプレスリリースを様々なメディアプラットフォームで拡散していただくことを目的と置き、報道陣向けの簡潔な文体を意識しました。
3. 想いよ届け!メッセージ重視リリース
3本目はメンバーシップ開始のお知らせを書きました。
2本目で生じた「誰に向けたリリースか」という問いを意識し、このリリースは一般の方々をターゲットにすると決めました。なので、想いの部分に重きを置いた文体にしました。
4. 想定外の収穫
このリリースは、個人的に学校制度に関する学びが多かったです。
「秋入学と後期入学の違いは?」「転入と編入の違いは?」など、書きながらたくさんの疑問が浮かんできて、講師に聞いたり自分で調べたりしながら完成させました。
プレスリリースの作成を通して、広報というお仕事だけでなく、自分が所属している企業や事業、メンバー、業界、時事などに関しても知ることができたのは、想定外の収穫でした。
5. 「事実」に向き合ったリリース
「事実に基づく記述」に一番向き合ったのは、このリリースだと思います。
まず、いわゆる「出席認定」「出席扱い認定」という言葉は、そのまま使うと意味が少しずれてしまうことを知り、一般的に馴染みのあるこれらの言葉を残しながら、正しい意味を伝える文章を考えました。
また、「出席扱い認定」の仕組みを知ることで、生徒さんや保護者の方が「フリースクールで出席認定をとる」という選択肢もあることを考えるきっかけになるといいなと思い、仕組みの説明を入れることにしました。しかし、場合分けや例外が多く、どこまで詳細に記述するか迷いました。
一人だと行き詰まってしまったので、出席扱い認定のために動いてくれたメンバーやフリースクールの先生に確認を取りながら、執筆を進めました。
自分の業務もありながら、広報の活動にも快く協力してくれるメンバーばかりで、救われました。
6. 掛け算で無限大に!わくわく!
最終的に5種類出すこととなる特待生制度。
1本目は、起業を目指す生徒さんのための制度となりました。
このプレスリリースをSNSで公開すると、起業家の方々から「おもしろい取り組みですね!」という反応をたくさんいただきました。
今回の「教育×起業」のように「教育×〇〇」の掛け算で考えることで、生徒さんに幅広い経験をしてもらえるかもしれない。企画の可能性の大きさを感じた瞬間でした。
7. 書きながら必要性を再認識することもあるよね
津山の教育について考えるイベントの告知リリースを書きました。
プレスリリースの作成にあたって、津山市や岡山県の高校の現状を改めて調べ、学校の都市部への移転はメリットも多い反面、もともと学校があった地域に暮らす子どもたちの選択肢を減らすことになりかねない、という事実を再確認。
リリースを書きながら、今回のイベントの必要性を再認識しました。
8. え?うちのメンバーつよすぎん?
創作活動をしたい生徒さんのための特待生制度は、「クリエイター1年目のビジネススキル図鑑」著者としてのCEOの強みを活かした制度となりました。
企業や事業だけでなく、代表やメンバーにも目を向けることで、さまざまな切り口からニュースを創ることができるということに気がつきました。弊社メンバーは、様々な側面を持つ、すごい人ばかりなので、今後メンバーに焦点を当てた企画、配信をすることが広報としての目標の一つです。
9. 渾身のリリース
弊社にとって一大イベントであった、瀬戸内教育サミット。
プレスリリースの作成にも一層熱が入りました。
SDGsについて、できるだけ信憑性のある元データを参照しようとして英語の文献にたどり着いてしまったり。世界や日本の教育環境の現状について語りすぎて、膨大な分量のリリースになってしまったり。
ひいひい言いながら書いたのを思い出しました。
また、初めて「メディア取材に関するご案内」という欄を設け、取材希望の記者さん向けに申し込みフォームを作成しました。プレスリリースは報道陣向けのものなので、当たり前ですよね。ですが、プレスリリースを書くことに必死になっていた当時の私は「メディア取材に関するご案内入れるといいよ」と教わったとき、「その手があったか!!」と感動しました。
ですが、このフォームへの取材希望の申し込みはなく、正直現実を見た気分でした。リリースの持ち込みや個別の連絡の末、当日は新聞記者さんとテレビ局の方に来ていただき、地道な連絡と普段からの繋がりの大切さを身をもって感じました。
10. プレスリリースってもしかして論文?
初めての、顧問就任のリリース。
「シビックプライドの醸成を目的にした部活動だよ」と聞いた時は、実は「シビックプライドってなに!?」と思っていました。
シビックプライドについての記事や論文を読み、「なるほど!」となり。
その上で、顧問であるサニーさん(大崎 龍史さん)の取り組みを見ると、シビックプライドの醸成ど真ん中のことをされていることが分かりました。
文献をもとにシビックプライドの必要性を裏付けて、それと今回の顧問就任の背景との繋がりを書いて…と進めながら、ふと「プレスリリースって、論文書く時とやってること同じじゃん」となりました。
事実と客観を、どのタイミングでどの程度書き分けるかには頭を悩ませますが、信頼できる文献から事実を記述することにはこだわっていこうと思います。
11. さっそく生まれた「教育×〇〇」!
非営利活動をやってみたい高校生向けに、特待生制度を始めました。
教育領域は、NPO法人をはじめとする非営利団体との活動が多い領域で、これも「教育×〇〇」のうちの一つです。すでに存在する非営利団体で活動するだけでなく、非営利団体の設立、諸機関との連携、寄付集めなど、もっと深いところで携わることができます。
ちょうど弊社がNPO法人設立に向けて動いていて、ノウハウが溜まってきているからこそできる取り組みだなと思いました。
12. 広報やっててよかった
初めての協賛企画のリリースは、藤田酒店さんにご協力いただいた、ボトルドリンクのオリジナルラベル作成について書きました。
私は講師と比べて生徒さんと直接関わる機会が少なく、普段なかなか生徒さんの表情を見ることができていません。
しかし、広報として企画を立ち上げ、プレスリリースとして記録していく過程で、生徒さんが「やりたいを形にする」瞬間の表情を見せてもらうことができました。
広報としての仕事は無限にあるので、どこまでやるか線引きが難しいと感じます。その分、やろうと思えばどの業種の人とも一緒に仕事ができるし、生徒さんとも関わることができる。広報やってて良かったなあと感じる企画でした。
13. 雑なんじゃない、ラフなんです。
「多様性、アンラーニング、既存の生徒さんへのポジティブな影響、このあたりをキーワードに書いてみようか!」と提案をもらい、書き始めたこのプレスリリース。
「おお!結構ラフな投げ方!笑」と思ったのを覚えています。
代表や理事長、メンバーの考えをラフに投げてもらい、それを自分が汲み取って、文献を探し文章を書く。最後に認識にずれがないか確認する。
実際にプレスリリースを書いてみて、私はこの一連の動きをとても楽しいと思っていることに気がつきました。
弊社は、お互いに話をする時間をすごく大事にする文化があると感じているのですが、その時間がここに生きているなと切実に感じました。
普段からみんなの想いを聞いて、理解していれば、あとはそれをどのように周りに伝えるかを考えるだけだな、と。伝え方を考えるのが、広報の仕事なのかなと思っています。
このことについては、また改めて書きたいです!
14. いつか見つけてもらえたときのために
初めて、イベントレポートなるものを書いてみました。
イベントの目的や当日の流れは、箇条書きで簡潔に書いた分、イベントを開催してくれたメンバーにコメントをもらうことで、当日の温度感が伝わるように意識しました。
イベントのレポートのプレスリリース自体が記事になることはあまりないのではと思っています。しかし、記録に残しておくことで、悩みを抱える子どもたちやその保護者の方に「同じ悩みをもっている人がいる」「悩みを相談できる場所がある」ということを知ってもらえたらと思い、配信を決めました。
また、広報としては「イベントの写真をいっぱい撮ってきてね!」と事前に伝えていなかったことが、反省点としてありました。プレスリリースの作成を見越して、写真や必要な要素を挙げておく。自分が参加できないのであれば、当日参加してくれるメンバーに伝えておく。
広報の仕事を滞りなく進めるためにも、こういったコミュニケーションは徹底しようと心に刻みました。
15. 広報の特権
藤田圭一郎さんを顧問に招き、家業を継ぎたい生徒さんのためのプログラムを行う特待生制度。これまでのリリースとは一味違い、今回は全国の後継のみなさんに届けることを目標に書きました。
いま後継にはどんな形があるのかを調べ、事業継承には、組織力強化、DX、業務改善、営業力強化などの幅広い観点からアプローチすることができることを知りました。深く調べると、知らなかったことばかり。このリリースも、自分の興味の幅を広げてくれました。
また、普段からお世話になっていて会社ぐるみでフットボールをしたりしている藤田さんの、事業継承に対する想いを改めて伺うことができ、広報の特権を使った気分になりました。
16. そんなことしちゃっていいんですか?
個人的にすごく好きな制度が、この入学予約制度。無花果高等学園への入学枠を確保しておき、最終的にほかの進路を選ぶこともできるという制度です。
この企画を聞いた時は、「そんなことしちゃっていいんですか??」と正直心配になりました。「とりあえず予約しておこう…!」という生徒さんで埋まってしまって、みんな他のところに進学してしまったらどうするんだろう、と。
しかし、学園長や理事長の想いを聞き、そんなことは全く問題ないということに気がつきました。
進学先をひとつ確保し、進路に関する不安をなくすことで、生徒さんがやりたいことに真っ直ぐに取り組むことができる。それは他の進学先への入学の勉強や準備かもしれないし、自分の興味の向く活動かもしれない。
「生きたいように生きる力を育む」
無花果が目指している教育を実現するにあたって、こんなにぴったりな制度はないと感じています。
17. もっと背景書けたな…!
16本目の入学予約制度と同様、お話しを聞いた時に「思い切ったな!」と思ったのが、中学3年生を対象にしたフリースクールの無償化です。2023年11月からの完全無償化に先立って、進路に悩む時期である中学3年生を対象とした取り組みです。
広報としてリリースのことだけ言うと、「もっと背景書けたな…!」というのが正直な感想です。このリリースを出した時点では、まだ来年度の完全無償化やNPO法人設立の動きは公表していなかったので、書けることも少なく。その中でも、届けたい人に届く背景、リリースを書いていくことがこれからの目標です。
そんな私の代わりに、フリースクールの代表ひーくんがフリースクール無償化に向けた想いを綴ってくれました。もし、教育やフリースクールに興味がある方には、ぜひこの記事を読んでいただけると嬉しいです。
18. リリース書きながらこちらがファンになっちゃう
11月に、エコアートの田村綾海さんをお招きし行う特別授業。
そのリリースを書くにあたり、エコアートさんや田村綾海さんがこれまで出されたnoteやインタビュー記事を拝読し…しっかり田村綾海さんと作品のファンになっていました。
プレスリリースを書くために、無花果に協力してくださる方のやっていることや背景、想いを改めて知ることができることも、広報の仕事の楽しさのひとつでした。想いを丁寧に盛り込んだリリースを書き続けることが、広報としての目標です。
19. 「どうしてやるのか」を前提にした企画
企業さんとの初めての連携は、オンラインカウンセリングのcotreeさんと行いました。
弊社代表と、cotreeさんとの会議に同席させていただき、お互いの想いをお話しし、連携が決まりました。個人的には、この会議が15分ほどで終わったことが非常に驚きでした。「想いの部分に双方が共感していたら、こんなにスムーズにお話が進むのか!」とめちゃめちゃ勉強になったのを覚えています。
プレスリリースをたくさん出したい、ニュースのネタを見つけたい、という気持ちが先行してしまうと、「何をするか」「何ができるか」に目が行きがちですが、「どうしてやるのか」「誰の何を解決するのか」を前提にすることの重要性に、あたらめて気がつきました。
20. 熱量が蘇るレポート
最後のプレスリリースは、前日のイベントのレポートを書きました。
このリリースを書くために、事前にアンケートを作成。
参加者のご職業を聞き、さまざまな立場の方がイベントに参加してくださったことを記載することで、教育への関わり方がたくさんあることを伝えたく、アンケートを作成しました。参加者コメント欄には、多くのメッセージをいただき、心が温かくなりました。
当日は、記者さんやテレビ局の方もお越しくださり、「記者さんの目にはこのイベントがどう映っているんだろう…!どんな記事やニュースになるんだろう…!」と内心どきどきしながら過ごしました。
後日イベントのニュースや記事をみた時は、うるっと来ました。
プレスリリースを読み直すと、当日登壇してくださった方々の熱量、お話しさせていただいた参加者のみなさんの想い、運営側としての苦労ややりがいが蘇ってきました。
参加してくださったみなさんや、これを読んでくださったみなさんが、当日感じた想いや熱量を再熱できるようなレポートを書けるように、勉強していきます。
やりきった!!
1ヶ月で20本のプレスリリース、本当に大変でしたが、その100倍くらい楽しかったです!なんでそんなに楽しかったんだろう…と思い返して、思い当たることが3つ。
一つ目は、つくりだす楽しさ。
自分が書いたものが読まれて、自分の推し(私の場合、無花果高等学園や無花果もえぎフリースクール)が認知される。
自分が本当にいいと思っているものについて、それを必要としているかもしれない人に、自分の言葉で届けることができる。
プレスリリースの作成を通して、つくりだす楽しさを肌で感じました。
二つ目は、社内メンバーとの繋がりを再認識できたこと。
「配信しました!」の報告をスタンプで盛り上げてくれたり、定期的に褒めてくれたり。(こういうのに弱い)
社内のみんなが広報の仕事に理解があり、協力してくれたり、ときに持ち上げてくれたりしたからこそ、楽しんで続けることができました。
プレスリリースを書きながら「私、無花果のこと全然分かってないじゃん…」と密かにへこんだときもありましたが、何度聞いても嫌な顔せず答えてくれる、何度でも説明してくれる、そんなメンバーに囲まれて、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、プレスリリースの毎日配信を達成するにあたって、私には最強のバディがいました。
デザイナーの、ほのかちゃんです。
20本分のバナーをつくりあげるという超絶ハードな仕事を、毎日ひとりでやりきってくれました。
つくっているものは違っても、伝えたいことは同じ。
バディの存在は私にとって本当に大きかったです。
三つ目は、「無花果」を応援してくださる方々の存在を強く感じたこと。
顧問、協賛企画、連携、特別授業、イベントへの参加、ツイッターへのいいねやリプライ。プレスリリースの配信を通して、いろいろな形で「無花果」を応援してくださる方々がいることを改めて実感しました。
今とても感じているのは、この応援してくださる方々との繋がりを大切にしたいということです。
自分が大切にしている、生徒さんや学園、フリースクールの様子をお伝えすることで、応援してくださっている方々に喜んでもらえる。
正直こんなにやりがいのある仕事はないなあと思っています。
誠実に、ありのままの「無花果」を伝え続けること。
広報としてできることを増やしていき、応援してくださる方や必要としてくださる方に確実に届けること。
これからの広報としての目標です。
さいごに
創り出す楽しさ、人との繋がりを感じたプレスリリース配信、やってみて良かったです。やってみたからこそ、もっとやりたいと思うこともたくさん出てきました。
自分なりの「なりたい広報」になるために、できることをひとつずつ進めていこうと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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