和服の話

夏ももう終わりになってきた今日この頃。

この時期は服装の調整がとても難しいです。
うっか薄着ででると肌寒いなんてこともあるので気をつけなければいけません。

服装といえば、私は洋服よりも和服の方が好きなところがあります。夏はいつも甚平姿でいますし、浴衣も結構好きです。あと、和服を着ている人を見るのがとても好きです。

私の地元駅では、毎年夏にお祭りがあります。そこに来る浴衣の人々を見ていることが昔から大好きでした。浴衣で歩く女性も男性も、とても綺麗なものだという風に思っていました。
ただ、赤い口紅がとても苦手なためにあまり正面から見ることができないというケースがそれなりにありますが、それは別の話。

何はともあれ、浴衣や着物の人を見かけると嬉しくなりますし、楽しい気分でいることができます。なぜ着物が好きなのかを考えていると、なんとなく理由が見えてきました。

まず「洋服が苦手」と言うのがあります。
ここで言う洋服が苦手と言うのは普段着るのが苦手ということではなく「着る服に対して様々な評価をすることが難しいため苦手」というような意味合いになります。

洋服には、様々な種類がありますよね。
下半身だけでパッと思いつくものを並べても

「ジーンズ」「スパッツ」「ショートパンツ」「ガウチョパンツ」「タイトスカート」「スカート」etc.....

まだまだあります。洋服って種類が本当にたくさんありますし、上半身との組み合わせを考えれば、それこそ無限の可能性があると思います。
そして、その組み合わせを見た時に「オシャレ」という概念が関わってきます。オシャレはある程度パターンがありますが多様です。その多様なオシャレパターンの中から、さらに自分に似合うという物を選ばなければ「似合う服装」を選び出すことができないのです。

私は自分の服選びの際、上記の様な観点から見て「似合っている」格好をすることが苦手です。苦手が高じ過ぎて毎日も服選びの時に毎回憂鬱になってしまいます。最近服の種類が変わったので多少「似合っている」という評価を貰う機会は増えましたが、まだまだ苦手なところに入るでしょう。

人の格好を見て似合うと思える場合もありますが、そこまで多くありません。周りの人が格好に気を払わない可能性もありますが、似合っていると感じる格好は一握りです。

そんな感性を持つ私にとっては、人を褒める時に「(服が)かわいい」と「(その人自身が)かわいい」の二つが切り分けられているきがします。そしてその人自身を褒めている
ことが大半です。

しかし、和服の際は「和服を着ているその状態が素敵」と認識されるのでだいたいベタ褒めになるようです。表出すること自体は苦手なので、脳内で褒めまくっています。
この感覚は男女両方におきるので、誰でも「かっこよくて素敵な人」に見えるという仕組みになっています。

そう考えると、和服なだけで好感度が上がるのでお手軽ですよね。なかなか普段着で和服を来てくれる人は多くないので、悩ましいところです。

もっと広がれ、和服の世界!

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