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2020年9月の記事一覧
一生のうちに街中で再会したい人がいる話
私は2人目の「自分から好きになった人」を忘れることができない。
今は恋人がいるし、彼に対しての恋愛感情も今はもう残っていない。
ただ、「じゃあ、またね」が最後であったせいで物語が終わらなかったのだ。
そうなることを望んだのは他ならない私自身だった。
彼のことを一生愛し続けるだろうと思ったら、失恋だけはしたくなかった。
ちゃんと彼が住む東京で仕事に就けたら歯車を回そうと思っていた。
「他に彼女がで
愛情についてちゃんと理解していなかった頃の話
私は、与える・相手のことを知る、というタイプの愛情をよく理解できていない。
誰かを好きになると「私を理解したいと思ってほしい」という感情が暴走してしまうのである。
今の恋人のおかげでそれはかなり緩和されたが、まだ根の部分は残っている。
16歳のときと23歳のとき、それを恋愛と呼ぶにはあまりにも歪過ぎることをした。
▽16歳、あれは本当の意味の初恋だったのだろうか
高校生になり、それまでの狭