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○○マニアの活動は稼げないし、儲からない

子どもの頃から甘いものが大好きだった私は、特にアイスクリームに夢中だった。そんな情熱を背景に、趣味が高じて13年前に「コンビニアイスマニア」(現:アイスクリームマニア)という情報サイトを立ち上げた。今ではコンビニアイス評論家としての活動も行っている。

専門分野に特化した「○○マニア」は今や世の中に溢れている。この傾向は、人気番組の影響が大きい。モノや情報が溢れる時代では、特定分野に特化することで、その分野のキュレーターとしての役割を果たす。今後、さらにカテゴリの細分化が進んでいきそうだ。

私は、グルメ → スイーツ → アイス → コンビニアイスといった具合に絞った。カテゴリを狭めることで、よりニッチな分野で活動することになる。ただ、ニッチな分野は市場そのものが無いことも多いので注意も必要だ。もちろん誰も注目してくれなくてもまったくもって構わないーーーという人は市場など気にせずに、ひたすら活動をすればよい。

マニアは稼げないし、儲からない

マニア活動で大きく稼げるわけではない。好きでなければ続けるのは難しい。単に目立ちたい、テレビに出たいという自己顕示欲を満たすためだけに、自分の貴重な時間や人生を捧げることは、代償が大きすぎる。「稼ぎたい」と考える人は、別のビジネスを選ぶべきだ。

私の場合、現在はご当地アイスを含めたアイスクリームカテゴリを網羅しているが、始めたのは「コンビニアイス」からである。この選択の理由を説明するので、カテゴリ選びの際の参考にしていただければと思う。

アイスクリームは人気のカテゴリ

アイスクリームは「キング・オブ・スイーツ」として広く愛されており、多くの人々が興味を持つカテゴリだ。老若男女を問わず、国境を越えて世界中の人々に愛される食べ物である。

ネタにつきない

コンビニアイスは、近所で手軽に入手できるというメリットがある。全国各地の食べ歩きをしていたら人生がすぐに終わってしまいそうだ。量は質を凌駕する、という言葉通り、量をこなすことで質も高まり、同時に結果にも繋がりやすくなる。

思い出を共有できる

何よりも、アイスの魅力は全国の人々と情報や体験を共有し、一緒に楽しめることにある。音楽と同様に、幼い頃の経験を話し合い、共通の思い出を共有することもアイスの大きな魅力の一つである。

ざっとカテゴリのメリットを上げたが、その代わり、「食」に関する活動をしていくためには人一倍健康管理に気を配らなければならない。病気になってしまったら、すべてがその活動のせいになってしまうためだ。

なので・・・まじで気をつけよう。

最後に

マニアとしての活動は、収益を得ることよりも、特定分野を深く掘り下げて研究すること自体に喜びを見出す人に適している。言い換えれば、オタク的な要素が求められる。それを理解した上で、ぜひ一歩を踏み出してほしい。

以上、これから○○マニアを目指す人へ、カテゴリ選びの一助となれば幸いだ。

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