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星と歩く、たまにコケる-水星逆行

このシリーズは、私は星の力をこんな感じに体験しながら生きてきましたよーという話をまとめていきます。
個人的な解釈がバリバリなので、ものすごく偏っている上に正しい保証もありません。
マトモな占星術の解説をご希望の方はこちらへどうぞ。割と大丈夫なはず。たぶん。

ちなみに、あんまり真面目な話ではありませんし、いわゆる教科書的な解説でもありません。本当に好き放題喋っているだけです。占星術の知識をどう現実と結びつけるか、その一例として書こうと思います。
「そういう奴もいるのかー……」くらいのノリで読んでいただけたら嬉しいです。

水星逆行とは

大雑把に言えば、水星を地球から見たとき、普段とは逆方向に動いているように見えること。
そう見えている期間は、交通や情報に混乱が生じたり、物事の誤解や行き違いが生じたり、だいたいにおいて“水星関連の物事が上手くいかなくなる期間”と言われている。

同時に、“立ち止まって考える”には向いている期間、でもある。
今やってることについて、このまま計画に添って進めて良いか? 大きな買い物の予定があって、買う先もだいたい決定しているけど、本当にここから買って良いものか? 等。
もっと身近なところでは、部屋の掃除。長いこと部屋に放置していた物があるけど、これは今後の自分に必要だろうか? 処分して新しい何かを置くスペースを作ろうか、とか。そういうとき、普段なら浮かばないアイディアがふっと浮かんだりする。

水星逆行中は、良くも悪くも、“固定されていたものが外れやすくなる”期間だろうと思う。
結局吉なのか凶なのかどっちよ、と聞かれたら、私は“経験の仕方次第かな”と答える。
水星逆行に限ったことではないけれど、どの星のどの影響も、自分がどんな風に体験するかは、実は結構選び方次第なとこがある。でも水星逆行の場合、定期的に発生する&そこそこ長い(三ヶ月に一回、三週間ほど)のと、ここ二十年くらいで水星の役割がめちゃめちゃ広がってるという事情もあるので、選ぶ余裕もなく不意に遭遇して地味にアレな目に遭う、という人は多そうだなと思う。

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