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就活にはまぁまぁ金がかかる(約8万円)

就職みらい研究所によれば、就活にかかる費用は平均約8万円だそうだ。

2020年〜2022年頃はコロナの影響もあって、ほとんどがオンラインで面接が実施された。

コロナが落ち着くと「やっぱり対面であったほうがいいよね」と言わんばかりにリバウントした。

自分も学生の頃は大阪に住んでいて、就活のためにスーツで夜行バスに乗って東京に行ったことが何度もあった。

夜行バスは朝イチ新宿について放り出される。どうやって時間をつぶしていたんだろう?多分、PCなんて持ち歩いて就活なんてしないだろうから、卒論を書いていたわけではないと思う。

大阪-東京の夜行で片道8,000円くらいだったような・・・?

対面面接で、と言われたら断れないのか?

たまに対面でもオンラインでもどちらでもよいと、選択肢をもらえる場合もある。その場合はオンラインを選んだからといって不利になることはないだろう。

しかし対面でと言われているのに、「オンラインでお願いします」ということは基本的に難しいことだ。

海外にいるとかよほどの事情があれば考慮してくれるかもしれない。

新卒の場合、実績があるわけではない。その人の人間性やポテンシャルを見極めて採用するわけだ。

仕草や表情など実際に対峙して得られる情報が必要だという考えはわからないでもない。

要するに、企業に求められる以上は面接のための交通費を削減する方法はない。

どこでお金がかかるのか?

3年生の夏頃にインターンシップに参加することもあるだろう。
インターンシップの内容にもよるが、ここでも費用が出るかもしれない。

会社説明会が2月頃から頃から始まるとして、この辺りでも交通費が発生するだろう。

本格的なエントリーが3月、面接など選考が始まるのが6月くらいだろう。

6月ごろに出費のピークが予想されるし、3月〜5月は書類選考が通った通らないで一喜一憂しているころだし、企業から急な呼び出しとかあって、なかなか落ち着いてバイトもできないかもしれない。

就活貯金??

別に就活用に8万円を積み立てておけとは言わない。
ただ結構、細かく出費がかさむし、費用の問題は就活生の悩み上位にランクインするものだ。

夏のインターン後の秋冬で体力を蓄えておくと良いだろう。

バイトと掛け持ちしながら就活というのは、なかなか大変だ。
急な面接や企業からの呼び出しに応じなければならず、シフトに穴をあけたりバイトメンバーに迷惑をかけるなんてこともある。

けっこう何があるかわからないのが就活だ。

人事の裏事情もすこしだけ

面接の交通費を支給してくれるという会社はたまにある。交通費を渡すからハンコを持ってきてくれと言われたりする。

全額は出せないが、一律1,000円とかってケースもある。

いずれにせよ交通費を出すというのは、実は金額以上に手間がかかっているのだ。

いまどきの会社に金庫はない。お客様と現金で取引をするなんてことはあまりない。

そうすると新卒の交通費のために「小口現金」というものを用意しなければならない。少しだけ現金を用意しておくのだ。

会社のお金を扱う以上、それが10万円だろうが、1,000万円だろうが、管理の厳密さは変わらない。

誰にいついくら出してという記録と、そろそろ少なくなってきたから補充して・・・みたいなことをしなければならない。

小さな金庫は社内統制上、定めらた人が定められた場所に保管するなど、はっきりいってめんどくさい。

まぁ学生には関係のない話ではあるが、大人の事情を愚痴っただけだ。
もらえるものはもらっておけば良いし、たぶん全額支給してくれることも稀だろう。

ちなみに本当に学生の懐事情を思ってくれている場合もある。ただそうまでしないと面接に人が集まらないという場合もあるかもしれない。



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