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ソーダ集

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君と僕は飛ぼう。街が遠く見える。誰も来ない処まで。
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2014年6月の記事一覧

モミの枝とスープとロウソク Branch of fir tree, soup and candles

あなたは絵本なのかにいる男の子のように、赤と白のいましまのふわふわの大きな玉のついた帽子を被っていて、黒いかっこういい形のコートに、可愛い黒のブーツをはいて、白のモヘアのニットをきている。

私と手をつないでいる、その手は温かで、
クリスマスに教会へ行った帰り、私たちはキスをした。

明るく、透明な星々は楽しく、すこし淋しく、うたっていた。

そのまたたきは、青白くも、赤くも見える。

神様が創っ

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Store it deep inside of us (starry matter)

君は凄く透明な少し冷たい眼に、夜に掛かるグレーの薄い雲の様なかすみを掛けてた。

クールな落書きがされた壁の前に、音楽を浸透させたような陰りのある澄んだ身体を曲げて、片足と猫みたいに曲がった背を床と壁につけてた。

君はアフリカンの歌う曲が好きだった。

君は自分の欲することをひとつも他人に押し付けなかった。

君は女の子がバカにされると、その鋭くきれいな眼を細めて、その人に皮肉を言った。

君ほ

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永遠

  

 彼の周りの空気は澄んでいて、特別静かに見えた。

 ブルーの瞳はいつも優しいものを湛え、私を包んでくれた。

 彼はもういないけれど、湖に近づき、月夜に裸で入っていくように、私は彼の気持ちに近づくことができる。

 彼の瞳を覚えている。彼の額の匂いを覚えている。彼が指した花の色を覚えている。

 それらを私は深く刻んだ。頭の中に。決して消えないように。

 高い所にのぼって空を

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