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ネット通販をする上で発送運賃のウェートが高い☆押さえ込む方法がここ寺岡精工にあり!

 コロナ禍の中で、テレワークが当たり前になりつつあります。
そうなると、食事はテイクアウト利用・・・
自宅オフィスで使用する商品はネット利用・・・
普段の生活でもネットで購入する方は増えています。

 政府の推奨もあり、ネット通販業界はうなぎのぼりの売上です。
ネット通販に関わる会社は、物量をさばくのに終われている日々です。

 とにかく注文の物流をさばくことに、全神経を集中しなければいけな現状です。
そんな時にこそ、考えてほしい課題があるのです。

 それは・・・発送費です。
発送には、箱詰め作業や梱包も含まれますが、一番ウェートが高いのが発送運賃です。

 一時、某宅配業者さんが顧客に対しての運賃を見直す動きがニュース報道で賑わいました。
正当な料金を請求する・・・
これ自体は悪いことではありません。

 しかし、多くの物量をさばく中で本当に取り決めされた料金どおりになっているのだろうか?
これは、ネット通販を行う企業側の疑問として残ります。
仮に、きっちり料金管理されていたら儲けが増えていたかもしれません。
購入された方に、その分還元できたかもしれません。
頑張っている従業員の福利厚生に役立てることができたかもしれません。

全てのしわ寄せを食うのは、最終的には購入する消費者になるのです。

ここで、少し運賃について考えてみましょう。

宅配便の最大手ヤマト運輸の料金形態も複雑になりました

 今まで、ヤマト運輸での発送料金はシンプルでわかりやすかったことを思い出しませんか?
メール便、宅配便(60・90サイズなど)。
宅配便で運べないものは運輸扱いになります。

 しかし、今はメルカリやヤフオクなど個人が発送する物も増えて、より複雑化しました。

●宅急便
3辺(縦・横・高さ)の合計が160cm以内、かつ重さが25kgまでの荷物

●宅急便コンパクト
宅急便 60サイズより…310円おトク!
(専用BOX代含む)

●クロネコDM便
3辺の合計が60cm以内、最長辺34cm以内、厚さ2cm以内、重量1kg以下
全国一律料金で、数量や出荷形態などの諸条件に応じて、お客さまごとに価格を決められています
※1個あたりの上限金額は167円(税込)

 仮に、宅急便コンパクトに使用としているものが、厚みでNGとなれば310円アップになってしまいます。
このコストアップはとても大きいですね。
こういうことは、ちょっとしたことであり得ることなのです。
ヤマトさんの受付の方が、よく厚みを測る定規をつかっていた記憶がありませんか?
私も個人利用時にひっかかったことがあります。

 なぜそうなったか?
梱包を厚くしたために、厚みエラーになったのです。
受け取り側のことを考えて緩衝材を厚くしたのに、それが弊害になってしまった。
封筒に入れた状態で厚みを測るのは、結構難しいのです。
個人レベルでそうですから、多くの物量をさばく企業の物流センター現場では日常茶飯事に起こり得ることなのです。

日本郵便はもう少しシンプルですが、郵便を含めると多種多様になります。

3辺の長さや厚み測定・重量測定の重要性が増している

 もし、3辺の長さと厚み及び重量が自動で測定できたら・・・
楽だと思いませんか?
しかもそれをデータ化できたら・・・

多くの発送運賃、確認作業の人件費が大きく節約できます。

 この課題について、私も実はサラリーマン時代に取り組んだことがあるのです。
その時の依頼主は、ヤマト運輸の当時の二番目の荷主さんでした。

 結果的には、事情があり商品化を断念しました。
その時の見えない対抗馬が・・・寺岡精工だったのです。

 寺岡精工と言えば、量る専門メーカーです。
量る技術に関しては、一日の長がありました。

 後日、ある機会で寺岡精工商品の出来映えを見たのですが・・・良かったですね。
うん、流石に量り屋さんだ。
コンベヤの搬送部については、それほど良いとは思いませんでしたが・・
量る技術はピカイチでした。

スマート

 それから、数年・・・今の寺岡商品はより使いやすくなっていますね。
物流最適化コンサルタントの目からみても、とても良い仕上がりになっています。

寺岡の二大商品紹介「SMART QBING」と「マイクロSMART QBING」

 「SMART QBING」について、展示会でみた後に、改めて寺岡精工の工場でも拝見しました。
最小物品の測定範囲は、W100mm×L150mm×H5mm・・・
何と、メール便の厚みにも対応できるのです。
厚み5mm対応ですから・・・
箱物から封筒物まで万能で対応できる・・・
完成度は高い!

搬送物大きさ

 また、オプションながらもバーコード読み取り機能を一体化させたのもとても良いと思いました。
高速・高精度さには、元々定評があります。
1時間に9,000個の処理能力も十分でしょう。
読取り部を斜め通過したものや異形物の補正機能もいいですね。

測定風景

ただ、唯一のウィークポイントは・・・スマートさだったのです。

 しかし、やってくれましたね。
国際物流総合展2021には、コンパクトタイプの「マイクロSMART QBING」を出展しました。
箱物には対応していませんが、DMなど大量に送付するネット通販の会社にとってはメリットが高いと思います。
何せ、かなりコンパクトになっていましたから、使用用途は多いと思います。
最小物品の測定範囲は変わりませんが、何と計量は10g単位まで可能です。
まさに、封筒物の測定にはぴったりですね。

マイクロ

 そして、更に進化しているなと感じたのは「SMART QBING」に接続する周辺機器と統合システムで一元管理できるようにしていたことでした。

周辺機器も充実・・・クラウドでの出荷管理システムもベスト

【自動ラベル貼付機_Auto Labeler】
 見た目、非常に簡便性がよく使い勝手が良さそうです。
1)サイズが異なる荷物もアームが正確に貼り付け
 荷物の向きや位置を気にしないのは、本当にいいですね。
位置合わせが結構大変ですから・・・

2)貼付け位置を簡単に設定変更可能
 こういうシンプル操作性が大事です。
便利な道具も操作が複雑だと使いこなせません。

3)位置決め用の幅寄せコンベヤが不要
 これは、コンベヤを扱うメーカーにいたのでよくわかりますがラインの長さが短縮できます。
ラインをコンパクトにすることも大事なことです。

4)環境にやさしいライナレスラベル
 環境にやさしいのも大事な要素です。
ラベルを最適なサイズにオートカット、ライナレスなので台紙のごみもでません。

ラベラ-

オートラベラーライナレス

【自動仕分け機_SORTING SYSTEM】
 仕分け機に関しては、私の方が専門家なので評価は差し控えます。
ただ、大事なことは周辺機器として自社で用意したことです。
この部分だけを他のメーカーに頼むと二度手間になりますから・・・

仕分け

【出荷クラウドシステム_SQ CLOUD】
 今回のオプション機器の中で一番いいなと感じたのが、クラウドでシステム対応をしたことです。
これにより、顧客のパソコンの中につなげて簡単に管理できることになりました。
顧客での使用を最優先に考える・・・
寺岡の素晴しい姿勢ですね。

(6つの特長)
1)出荷実績レポートを作成
2)宅配料金シミュレーション
3)キャリアセレクト機能
4)シンプルで簡単
5)複数センターに対応
6)出荷数に応じた料金体系

 かゆい所に手が届くシステムですね。
これにより、顧客の手間が相当に緩和されます。
緩和された上で、大幅はコストダウンが実現しそうです。

クラウド

商品詳細と問合せ先

 商品詳細は、以下のリンク先ページにてご確認ください。

また、リンク先ページ内に各種対応が可能です。
・カタログ詳細
・動画で詳しく見る
・ショールームで実機を見る
・ショール-ム見学予約
・お見積もり/お問い合わせ
・オプション機器

 興味が涌いた方は、直接お問い合わせ下さい。
その時に、物流最適化コンサルタントの一木(イッチャン)の記事を見たよと言ってくれるととても嬉しいです。
対応がより一層よくなることでしょう。

自動採寸計量器「SMART QBING」

自動採寸計量器「マイクロSMART QBING」



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