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三禅定トレイル(リベンジ)〜日本三霊山 白山・立山・富士山を走る巡礼旅〜epi.12再会と成長


2023年8月11日〜18日の8日間をかけて日本三霊山を巡る巡礼の山旅、旅ランをしてきました。
今回その旅の記録(エピソード12)です。

8/17(DAY7) 午頭島公園~舟山橋~道の駅とよとみ~精進湖~精進湖口ルート~スバルライン三合目

1時30分に午頭島公園をスタートした。

7日目のスタート


今日は甲府盆地を進みいよいよ富士山へと向かっていく。

夜中の道を進む
釜無川の橋を渡る


舟山橋で釜無川を渡り南アルプス市を進む。今日は途中の東花輪付近で前職の同期だったIさんと会うことになっている。
このIさんは、同期なのだが歳は下で正直こういった走ることや他人のチャレンジを応援するようなタイプではないような人だったのだが(失礼極まりないが、、、)

しかし、人は変わるものである。

僕が29の時に退職してから、約8年が経ちIも結婚、出産をして今はれっきとした1児のパパである。

元同僚のI

本人も言っていたが、

「いや~人って変わるんすよ~。今までだったらイチノエさんが近くを走ると聞いても「へーそうなんだ」で終わってたんですけど、妻が「近くに来るのに会いに行かないの?」って言われて、いまちょうど育休中で時間もとりやすいというのもあったんで連絡しよう!ってなりました。妻は結構人との付き合いを大切にする人なんですよ~。」

良い妻を持ったな I 。
人生は人との出会いで変わっていく。
僕もそう信じている。
会いにきてくれて嬉しかったよ。ありがとう。

差し入れもいただいた

久しぶりの再会を早朝にして、今日一日良い気持ちでこの先も前に進めそうな気分になった。
道の駅とよとみから富士五湖の1つである精進湖へ向けてR358の峠道を上っていく。


ロードを進む

早朝の涼しい時間が終わり、気温がどんどん高くなっていった。
長く続く登りとカーブ、歩道は当然ないので往来する自動車に気をつけながら進む。
途中暑さと疲労で日陰を使って地べたに寝転がって仮眠をとる。
ようやく精進湖トンネルまでたどり着いた。

精進湖トンネル

トンネル内は涼しくて快適な反面歩道が狭く人ひとりがなんとか歩ける幅しかない(歩道と呼べない)
交通量はそこそこあり大型のトラックも通るので慎重に進む必要がある。
もちろんヘッドライトを使用して「ぼくここにいますよ~」と必死にアピールをしながら走る。
トンネルを抜けると精進湖のお目見えだ。

精進湖が見える
精進湖へやってきた


あいにく富士山の全容はガスっており見ることができない。
この旅最後のコンビニとなる「Yショップ」で食料調達をして、

調達品
コンビニで食料調達

「ニューあかいけ」で唐揚げ定食を食べてこの度最後のラスボスへ望むための準備を整えた。

唐揚げ定食ご飯大盛り



ここから進む精進口ルートは富士山登山でもマイナーなルートでほぼ登山客らしい人は見当たらない。
富士の樹海である青木ヶ原樹海が永遠と続く。

精進湖からの登山口


富士の裾野の長さを感じられるセクションだった。

樹海を進む
富士の風穴

このトレイルを進み吉田口5合目を目指す。
体力の限界もあり今日は3合目付近でビバークをすることにした。
明日はいよいよ最終日。
早朝に富士山登頂を目指す。

富士山麓のトレイル

〜epi13へ続く

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