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【鉄面皮日記】23/03/04.名古屋奇行2

3月が粛々と進行しております、が
私、年度末につき、この度現在の仕事を退きます。
やはりどう考えても長続きできるような環境ではないので、いい頃合いです。
また外貨を稼ぐ小さな仕事を探し、本業をさらに極めてゆきたいと思っています。

ので、1があるので2を書くべく、いまPCに向かいどうしたもんかとワインをちびりちびり。
もう日に日に忘却の底へと沈んでいく記憶、もう思いはモノクロになっている。
が、ここはそれ、1があるから2を書こうという忍従なのである。

僕は東京世田谷で生まれ3歳頃名古屋へ移り、小学生を過ごした。
中学生からまた東京に戻るのでこちらでは一桁の思い出しかもっていないが、
やはり故郷というと名古屋、いやあまり好きな場所じゃないが、でも名古屋が当たり前に僕の中で住んでいる。住んでいたのは数年なのに。
思ひ出はこちらの記述で。
ツギハギだらけのシャボン玉。(2019)
https://note.com/icch69/n/n0f28ddbb5f42

そしてなにはなくとも大須である。
大人になってからどんどん好きになっていった。
いまや東京でいえば、上野秋葉原と中野と巣鴨に浅草がごちゃまぜになった感じだろうか。
大須観音、それに商店街アーケードは昔ながらの店を残しつつも、片方には電脳な秋葉原的店舗が並び、メイド喫茶やコスプレなど嗜好する方々が集まり、神仏に集えばそこに怪しげな色街繁華街ができあがるのは
古今東西、自明の理なのである。
コメ兵(いまやブランド商品などに特化しているが昔はモッタモタの中古バッタ屋というイメージ)的なのも巣食い、
演芸場、相撲部屋、アジアな方々の聖域もできあがり、韓国タイフィリピンベトナムとても楽しい街になった。


ラジオデイズ/greatest hits

僕はここで中古盤屋を巡るのです。
漁盤(レコード仕入れ)の旅という名目も忘れてはいない、他の地方へ行けばその場所ならではの色が変わり
こちらでは高額だったものが安価になったり、つまり東京のように均一化されていないのだ。
もちろん昨今の市場価格はネットで作られてるかも知れないが、過剰在庫は安くなるのでそれを拾うのだ。
転売!? あまり好きな名称じゃないが、いわゆる客買いでは得られない魅力もある。
セレクトショップ、それに近いがその名称も好きじゃない。
欲しい人の顔を考えながら、自身も欲しい品を探す楽しさ、埋まってしまった音を白日に晒す行為、
まぁどういわれようが構いやしない、聴きたい音を探すだけなのだから。
昔行ったもうあらゆるソフトが積み上げられている店は、どこらかで変な情報を得たのか意味不明な値段がついていてアウト、そのプライスに見合う商品でないとダメ。
なぜその値段なのかを説明できないようでは仕事として成立しないし、手入れもせず現状で放り出されてもそれならそれで高額じゃあり得ない。
しっかり仕事して、愛してくれないと、レコードは反りますよ。なんちて。
店名はアレだが、さすがの有名店では納得のお買い物ができました。
成果はまたご紹介できればと思います。
【音盤窟レコード】https://onbankutsu.thebase.in


ひつまぶし in たま川


食べました!
大須のベトナム屋でフォー。
くるくるだけど回っていない寿司屋さん。
やはり、ひつまぶし最強!
ここは20品目ほどの漬物食べ放題バイキング、それだけで何杯でもイケちゃう。
もちろんギーウナは最高のグレード、それを出し汁で〆るっていう食し方は贅沢の極み。
お姉ちゃんでも居たらさ、そこは料亭、竜宮城の宴席な気分でした。
それに名古屋てばいかに都会か、呑み屋はどこも盛況でございます。
お袋さまは就寝が早いので(19時には床の中)その近所の焼き鳥屋さんへと。
ここらではチェーン店「大吉」さん。
独りでラストオーダーまで呑んじゃいましたよ、誰とも話さずに。
帰りの高速バスの待ち時間では、名駅前で昼呑み。
コンビニより安い生190円、串50円はバカ安だけど、お通しはたぶん300円くらいとられてるんでそんなもんだよな。
それでもそれすら北陸にはないことを痛感し、名古屋を後にするのでした。
隣の芝生はなんとやら、無い物ねだりの I Want You!
まだまだお袋さまがご健在であれば、ついつい訪ねたくなる嫌いな街、
そう僕は天邪鬼なので好きになると嫌いと云い、嫌いになると好きと云うのです。


各々名古屋名物