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【鉄日】24/01/07. 春よこい。


三が日

お正月といえばを炬燵を囲んで、お雑煮を食べながら、歌留多をしてたものです。
そんな昔歌を口遊みながら、年を迎えたんです、徐夜の鐘が寂しすぎ耳を押えてました。
年越し蕎麦、お雑煮、焼き餅イクラ乗せ、大晦日の除夜の鐘、外は雨が降っていたので、初詣は元旦の午前に詣ってきました。
絵に描いたやうなお正月だったわけですが、その午後2時半ば石川県能登地方に地震が襲う。
福井地方は震度4~5弱だったそうだが、古い木造家屋の2階はかなりの力でぐらぐら揺れ、直ぐに収まると高を括ていたら、1分以上も揺れたので、流石に階段を降りお茶の間へ、
テレビのニュースをつけ動向を見守る。
携帯電話の地震速報が鳴り響く。
阪神大震災も、3.11東日本大震災も知っている。(どちらも東京に居ましたが)
NHKの女性アナウンサーが感情的に叫ぶ。
「津波に注意してください、高台へ避難してください、自身の命を守ってください」と。
何度も余震がやってきて、生きた心地がしない。
能登半島の被害はそれからおいおい判っていく。

2日には、JALと海保機の炎上事故、ちょうどテレビをみていたので始まりから知っている。
そちらも徐々に情報が流れ、接触事故だとわかり、旅客機乗客の無事が伝えられる。

二つの事件、2024年の幕開けに暗雲をかける。
あっけなく奪われる命、幸いにも生き延びた者、それでも家を追われ避難生活が続く。
飢えと寒さを凌ぎ、寝床を確保して、生き延びるんだ。
現政府はまったく役立たずなことは露呈した。

前兆、この兆しが、教えてくれるものは何なのだろうか?
逃げ場所などない。
世界中が、地球ぜんぶが、悲鳴を上げていて、それに加えて人間同士も殺し合っていて、ウクライナでもイスラエルでも血が流されていく。

外はまたぞろ雪が降ってる。
白さが汚いものを隠してくれるが、それはうわべだけで、何も変わりはしない。
正月気分もここまでか。
七草粥は食べられず。
はなっから正月なんて無かったら、こんな気分も浮いたり沈んだりしないのに。
それを云っちゃあお仕舞いよ。

家さえ飛び出なければ、みんな揃って、お目出度うと云えたのに。
どこで間違えたんだらう。

小声でお目出度う。
今年も宜しくね。