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root Design Meetup Vol.6~デザインと組織について語りたい~

root Inc.

こんにちは。root 広報担当です。

rootでは、昨年から「root Design Meetup」という自社イベントを開催しています。root Design Meetupは、デザイン組織のいろいろを皆さんとともにアウトプットし、学ぶイベント(場)です。

さまざまな登壇者やデザインに関わる参加者の皆様をお招きし、ディスカッションを行っています。

今回のテーマは、年末特別企画「デザインと組織について語りたい」。デザインと組織にある壁や課題について悩んでいる方にとって、実りのあるイベントとなりました。

このnoteではイベントの内容についてレポートしています。ぜひご覧ください。

チェックイン #デザインと組織

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💡今回のイベントでは、オンラインのコラボレーション用ホワイトボード「milo(ミロ)」を使用し、登壇者や視聴者が自由に書き込みできる形式で開催しました。

イベントは登壇者のフリートークからスタート。視聴者が集まってきたところで、チェックインタイムに移ります。視聴者は、さまざまな事業規模・フェーズ・課題を抱えているため、「視聴者のみなさんは普段どんなデザインをしていますか?」との質問が場に投げられました。

視聴者の皆様はコメントにて回答していきます。各登壇者から「幅広くデザインを展開している」「コミュニケーションデザインをしている」との声があがる中、root代表・西村からも「今は何でもやっていますが、特にクライアントとの事業戦略や自社組織のデザインに尽力しています」と回答しました。

西村のnoteでは、rootの事業やミッションについて詳しくご覧いただけます。

その後、登壇者の自己紹介が始まり、全部で2つのフリートークセッションテーマが展開されました。ここからは、各テーマでのトークセッションについてレポートしていきます。

テーマ①:風土なき文化、文化なき思想はねづかない

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フリートークセッションタイム1つ目のテーマは「風土なき文化、文化なき思想はねづかない」です。良きデザインを作るためには、環境、そしてバジェット・リソースなどの「風土」を整えることが大切なのでは?との意見が投げられました。

登壇者から本テーマを用意した理由やそれぞれの意見交換がなされる中、西村は以下のように発言しています。

西村:人間は周りの人に影響を受けやすいものです。創業期にデザインやユーザーと接する機会をどれだけ用意できるかどうかが非常に重要だと考えます。

企業や事業においてデザイナーがもともと少数派になりやすいことも原因ではありますが、創業期にそもそもデザイナーが入っていない組織は多い現状にあり、僕はこれが風土だと考えています。組織構造自体がデザイン文脈を入らせづらい風土を作り上げているのです。

一度形成された「前提」を変えることは難しく、「前提」の中で我々が支援を提供しても風土の中で受け入れられないことは多々あります。そのため、できるだけ早い段階でデザインとの接点を増やしていくことが大切だと思いました。

西村の発言に対し、登壇者より「では、文化はいつできあがっていくのでしょうか?」との疑問が生まれました。参加者からもさまざまな意見が出され、フリートークセッションは盛り上がりを見せています。

▼参加者からの意見

「デザインに対する認識や意識をメンバーからの意見を受けて、具体化できたときに文化が作り上げられていると実感しました」

「文化は風土がある中に集まった人たちで作り上げていくものだと思います。共通のプロトコルがあれば、その上に新しものが生まれ、進化し、更新されていくのではないかと考えました」

西村はこのように回答しています。

西村:ミッション・ビジョン・バリューのように形式化されるものは、創業期から暗黙知で作り上げられますよね。文化の場合は、組織や集合体の中で活動実績や結果から言語化されたり、視覚化されたりしながら認識・認知されていくものだと考えています。


その後もさまざまなトークが繰り広げられ、登壇者もさまざまな悩みや疑問・課題について話し合いを深めました。そして、イベントは2つ目のテーマへ移行します。

テーマ②:デザイナーは「User Focus」という言葉でビジネスとつながっている

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フリートークセッションタイム2つ目のテーマは、「デザイナーは“User Focus”という言葉でビジネスとつながっている」です。

デザインとビジネス、デザイナーとエンジニアの間に壁があるという話を聞く中で、共通目標として「User Focus」を意識することが大切なのではないか?との疑問から取り上げられたテーマです。

登壇者の多くが課題意識を感じていたテーマでもあり、さまざまな意見や事例についてトークが広がります。

西村:僕たちがデザイン支援を展開する中で意識しているのは、プロジェクト内のデザイン範囲だけではなく、プロセス工程を全体的に整理し、チームの流れを体系化・可視化するというステップです。どのようなコミュニケーションが行われ、どのような情報をやりとりされるのかを可視化することで、デザイナー自身がその都度行うべき行動・コミュニケーションを理解しやすくなります。

過去に支援したケースでも、チームの流れを体系化・可視化することで、手前にいるビジネスや後ろにいるエンジニアとコミュニケーションをとりながらデザインを作り上げることができた事例がありました。

全てをデザイナーひとりで突破するのではなく、チームとして連携することが大切だと感じます。それが「User Focus」という言葉にもつながっているのではないでしょうか。

本テーマでは登壇者が過去の情報資料や事例を展開しながら話を進められました。2つのテーマで約1時間のフリートークセッションが終了し、質疑応答の時間に入ります。

質疑応答:デザイナーの当事者意識について

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▲視聴者からの質問付箋

質疑応答の時間では、miloの付箋に記載された視聴者からの質問を抜粋し回答が進められました。

・文化を作るにあたって用意すべきもの、ことってどんなものでしょうか
・シニアデザイナーと新卒デザイナーの採用について各社の取り組みを知りたい
・CDOとして経営とデザインをどうつなげるべきか

さまざまな質問がある中で取り上げられたのは「デザイナー自らが当事者意識を持って組織をデザインすることに意識を持たせることは必要でしょうか(30代:チームリーダー) 」との質問です。

登壇者からは「必要だと思う」といった意見や、過去の事例などが話される中、西村は以下のように回答しています。

西村:必要だと思います。当事者意識を持つためには、会社の価値観やミッションといま個人がやろうとしていることの重なりを実感してもらうことが大切なのではないでしょうか。

組織でデザインをすることは、自分が所属している組織そのものを抱えているということです。それを意識できれば、デザインをすること自体が自分や周囲のためになるという実感が持てると思います。


登壇者が抱えるジレンマについても深い話し合いが進む中で、登壇者からは「あと2時間は話せそう(笑)」との声も聞こえてきました。

約30分の質疑応答を行ったのち、イベントは終わりを迎えました。各登壇者が抱える課題やこれまでの事例について語られる場面が多く、root並びに西村にとって非常に有意義な機会になりました。

最後に

今回は「root Design Meetup Vol.6~デザインと組織について語りたい~」について、レポートをしました。フリートークセッションの形式で進められた本イベントは、登壇者や視聴者から生まれた疑問の解決、学びを深める場となりました。

rootでは、今後も国内における「デザインプログラム」の確立と普及をリードしていく企業として活動を重ねていきます。

また、デザインのアウトプット経験を通して皆さんと学べる定期的なroot Meetupを定期的に開催していきます!ぜひ、ご興味がある方はご参加くださいませ。いろいろなつながりが生まれていくことを楽しみにしています。

そして、rootでは一緒にビジョンを実現できる仲間を探してしています! 組織におけるデザイナーのあり方について興味がある方は、ぜひカジュアルにお話ししませんか?

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私たちは「Design Doing for More〜デザインの実践を個から組織・事業へ〜」をビジョンに、組織・事業成長に貢献するデザインファームです。 プロダクト戦略、組織デザイン、UI/UXデザインを軸にデザイン支援を行っています。